鉄骨検査 SS400とSN490C - 建築家への相談 - 専門家プロファイル

角倉 剛
角倉剛建築設計事務所 建築家
東京都
建築家

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対象:住宅設計・構造

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鉄骨検査 SS400とSN490C

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現場 戸越公園の家

戸越公園の家の鉄骨検査へ。

柱の大きさは、100×100のH型鋼。

小さな住宅では、木造と同じような小さなサイズの柱を、僕はよく使います。

柱一本一本は華奢ですが、全体としては、しっかりと剛性を持たせます。

 

その一番根本の取付部分(ベースプレートといいます。) には、

厚み19ミリの分厚い鉄板。

鉄の種類にはいろいろとあり、

柱はSS400、ベースプレートはSN490C。

強度が違います。

19ミリのベースプレートは、計測すると19.31ミリ。

もしSS400だと、19ミリを少し切る数値となるとのこと。

 

SS400は、JIS規格で、ある程度の誤差が許容されるとのこと。

メーカーは、許容値の範囲で、鉄骨を薄くするので、

規格値を少し切ることが多く、

SN490Cは、それが認められないため、少し大きめの数値となるとのこと。

初めて知りました。

 

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