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中村 英俊
株式会社第一広報パートナーズ 代表取締役 広報コンサルタント
東京都
広報コンサルタント

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閲覧数順 2016年12月08日更新

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「社長は絶対」で解る広報体制

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■無茶振りは社長の特権(2-1)


 

「社長は絶対」という言葉があります。皆さんの会社では聞かれる言葉でしょうか?またどの様な解釈で使っているでしょうか。一般的にはオーナー系企業に多い様に思われますが、それ以外でも少なくは無いようです。


 

もちろん、ここで取り上げる意味は、会社を代表して発言できるのは「代表取締役」であるという意味だけではありません。企業や団体のトップのメッセージを広報担当者がどう捉えているかという意味です。


 

この言葉が使われる時は、大抵無茶振りをされた時ではないでしょうか。無茶振りが出来るのは社長の特権であり、大所高所の観点から、現場を知った上で無理を言うことは、実は非常に重要なことであると言えます。


 

しかし一般的にはこの様な理想的な無茶振りは少なく、理不尽な指示であったり、難題極まる内容などと、実際の効果云々とは無関係に単なる社長の自己主張だったりするのではないでしょうか。


 

また「社長は絶対」ということは、社内に対する無茶振りだけではなく、外に対する発言でも威力を発揮します。例え代表権がなくとも、社長や役員の発言は、即ち会社としての発言であり、社会との約束を意味します。


 

ではこの「暴走機関車」とどの様に付き合っていけば良いのでしょうか。暴走機関車を組織の原動力にするのも、単なる失言として企業価値を下げるのも、広報担当者の仕事でもあります。まあ、理想でもありますが…。


 


 

■広報は翻訳家、クッション役(2-2)


 

単なる無謀な発言であっても、「鶴の一声」には様々なパターンがあります。無謀極まるもの、うっかりした単なる失言、口下手や想いが強いあまりに説明不足になってしまい上手く伝わらなかったケースなどです。


 

無謀極まるケースについては、広報担当者だけでは解決するのは難しく、NO2などの方に相談するしかないでしょうが、残りのケースは広報担当者がフォローしなければならないケースだと言えます。


 

発言が失言なのか否か、本来は何を伝えたかったのかを判断するには、常に社長が何を考え、誰に何を言いたいのかを把握しておく必要があり、その為には密接に社長と日頃からコミュニケーションを図る必要があります。


 

もし社長の発言が上手く伝わらなかった場合には、「本来の意味」と称し、前向きに捉え、噛み砕いて現場に再発信していく必要があるでしょう。放置すると耳を傾けなくなってしまい、社内の空気も淀んできます。


 

逆に社内の空気を解読し、社長に伝えるのも広報の仕事でしょう。これら一連の「翻訳業務」や「クッション役」が出来ているか否かで社内の空気は大きく違い、広報体制が機能しているか否かの判断材料にもなり得ます。


 

「社内の空気」は把握し難いものですが、「業務効率」や「業績」などにも大きな影響を与えるのは事実でしょう。一度自身の部門から離れて会社全体の空気についても考えてみるのも必要なことではないでしょうか。


 


 

【ポイント】

1.トップの発言だからといって放置は危険

2.コメントの真意を常に把握せよ

3.「社内の空気」には常にアンテナを

ご参考:広報力向上ブログ

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