- 山川 純子
- 有限会社インタリスト ライフキャリアアドバイザー
- 東京都
- 職務経歴書コンサルタント
対象:転職・就職
- 新垣 覚
- (転職コンサルタント)
- 新垣 覚
- (転職コンサルタント)
結論からいえば、職務経歴書は応募先毎に変えた方が望ましいといえます。
少なくとも、提出前にこれでよいかという確認は最低限必要といえるでしょう。
書き分けた方がよい理由は、
1.職務経歴書は、コミュニケーションの手段である
2.応募先を研究すれば、面接に呼ばれ採用される可能性が高まる
ということです。
年賀状や日常のメールでも、こちらのことを考えて書いてくれたことが
伝わってくればうれしいものですね。
ビジネスレターとはいえ、職務経歴書もコミュニケーションのひとつの手段であって、
面接に呼ぼうという採用担当者の気持ちを喚起するための書類です。
ざっくばらんに言えば、採用担当者を口説くラブレターのようなものですから、
一方的に自分の言いたい事だけを書くのではなく、相手を思いながら書きましょう。
もう1つの理由は、転職活動においてより重要な意味合いがあります。
それは、応募先合わせて応募書類を作成しようとすれば、
おのずと応募先を研究しなくてはならないということです。
求められている経験やスキル、仕事への取り組み姿勢によって
アピールするポイントを変えた方が効果的なのです。
ただし、あくまでも自分自身をどのように表現するかということであって、
求人内容に合わせて喜ばれそうな内容を適当に作文すればよいということでは
ありませんので、その点は誤解のないようにお願いしますね。
数うちゃ当たるとばかりに、手当たり次第に応募書類を送っているのか、
1社毎に丁寧に書いてあるかは、不思議と読み手に伝わります。
1種類の職務経歴書を全ての応募先に送り、なかなかよい結果が得らない状況であれば、
応募先別に書き分けるということをなさってみてはいかがでしょうか。
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