がんばれ日本の製造業

以前、池上彰の番組で｢日本の金型職人が日本に働く場を失って中国に渡っている。中国では熱心な学生が職人の一挙手一投足をも見逃さないように真剣に学んでいる」という特集を放送してました。

　日本の技術が海外に流出する懸念というも何も「日本に活躍の場がないが中国には自分を慕ってくれる人たちがまだまだこんなにたくさんいる」と、ヤリガイを感じるんだそうです。

いったい日本の匠はどうなっちゃうんだと思っていたら下記記事が

中国が攻めてくる　日本自動車メーカーたちが買われていく!!
眠れる獅子がついに動く!!
http://ceron.jp/url/gendai.ismedia.jp/articles/-/1316
（詳しい記事は削除されちゃいました）

でも、日本はまだまだ捨てたものじゃないです。

世界から見た日本はまだ圧倒的に優れた国なんです。
実は資源大国であるし、技術力ではダントツの世界ナンバーワン。
そして何より、教育レベルの高さと、誠実でサービス精神に富む人間力で他国を寄せ付けないのです！

と、こういう視点の記事も同じ現代ビジネスから

本当は凄い　日本の底力　全国民必読!　ダメなのは政治家だけ円高も中国も怖くない   http://gendai.ismedia.jp/articles/-/1515

さて、その日本の技術に中国自身が憧れているエピソードが掲載されていました。

財部誠一：このご時世に国内新工場建設のなぜ？
http://www.nikkeibp.co.jp/article/column/20101208/254085/

秋葉原の家電量販店で聞いた話によると、中国人旅行客にもっとも人気の高い高級デジタル一眼レフはキヤノンなんだそうです。

その理由は「キヤノンの一眼レフは使われている部品がすべて日本製だから」

金持ち中国人旅行客には「日本製の部品」を使い「日本国内」で組み立てられることが至高の価値になっているようなんです。
　
コスト面だけを踏まえて製造拠点を海外に作るのではなく、日本のお家芸である「高い品質を維持」するためにも、日本国内で完結する工場の必要性を記事では説いています。

日本の製造業は、まだまだ捨てたものではありませんって。