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梅原 ゆかり
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弁護士

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閲覧数順 2024年04月26日更新

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弁護士に相談するときに読むコラム

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今から、弁護士に「法律相談」の枠をとってもらい、相談に行くとします。

その際に事前に知っておいた方がいいポイントをご紹介します。

見積りを聞く

そもそも法律相談にどのくらいの費用がかかるのか、聞いておいたほうがいいでしょう。

一般には、30分5,250円程度を想定していただければよろしいと思いますが、

事務所によってはタイムチャージで、1時間あたり5万円ほどチャージするところもありますし、

あるいは逆に、法律相談は無料で受けてくださる事務所(弁護士)もいらっしゃいます。

 

法律相談のポイントを書面にする

さて法律相談の費用について聞くと、大抵が時間ごとに課金されますので、

そうすると、なるべく相談時間は短いほうがいいです。

その場合、口頭で位置から説明をするより、事前に書面に事の顛末や質問したい内容について

書いてしまうべきでしょう。

口頭でその場で説明するより、ずっとずっと内容が整理できますので、

弁護士にも分かりやすいし、なにより、時間の節約に繋がります。

弁護士によっては、事前に書面を送ると、法律相談までに目を通してもらえるので、

法律相談の時間に突入すると同時に、アドバイスを聞けることになり、ご相談者にとって有益です。

 

質問したいポイントと、自分が主張したいポイントを考えておく

こんなこと、権利として通るのかどうか。悩まれる方は多いと思います。

でも、それを聞くのが、まさに法律相談です。

どのような事実関係があって、自分はどこに不満ポイントがあって、

そしてどうしたいと思っているのか。率直に伝えていただきたいです。

それを基に、できる、できないのアドバイスをさせていただくことこそ、

法律相談ですので。

 

依頼したときの費用を聞く

法律相談内容によっては、事件を依頼しなければならない場合なども出てくるでしょう。

依頼前提でなければ相談できないというのは、ご相談者がよく陥る大きな誤解で、

相談自体と、依頼の有無は完全に切り離していただいていいと思います。

ウィンドウショッピングと実際に買うのとは、全く別なのと、一緒です。

弁護士に依頼した際の費用(最初にかかる費用だけではなく、案件全体を通じて

想定しうる費用を全て聞いておくべきでしょう)を聞き、

「では、検討の上、連絡する」と延べ、後ほどユックリ検討すればいいのです。

今のご時世、不明朗なまま案件に突入する弁護士については要注意です。

 

打てば響く弁護士かどうかをチェックする

自分が困っているポイントに、的確にアドバイスをしてくれたかどうか。

不安を解消できるかどうか。

依頼するからには、弁護士との相性(話しやすさから、回答の的確さまで含めて)

をご相談者の側でチェックし、おめがねにかなったときにはじめて、依頼すべきです。

高い買い物になりますので、よく、慎重に、選んでいただきたいです。

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