- 東海林 貴大
- 医療法人社団渋谷矯正歯科 院長
- 東京都
- 歯科医師
-
0120-188-901
対象:矯正・審美歯科
呼吸と歯並びとは意外に深い関係があります。
本来、人は鼻呼吸をするのが普通ですが、不正咬合が原因で口呼吸になることもあるのです。
前歯が飛び出していて口が閉じづらい場合は常に唇が開いた状態になって口呼吸になりやすいといえます。
口呼吸がなぜいけないのかというと、直接空気が肺に入ってしまうのでホコリや病原菌なども
そのまま体の中に取りこんでしまうからです。
鼻呼吸であれば、鼻腔を通るときに鼻腔の湿った粘膜にホコリや病原菌などが付着して除去されます。
その結果、きれいな空気を吸うことができるのです。
しかも、鼻腔を通る間に冷たい空気は暖められます。乾燥した空気は湿り気を帯びるので、喉や肺を刺激せず、
肺胞の粘膜にもなじみやすくなるのです。
一方の口呼吸ではフィルターなし、外気はそのまま肺に入ってきますから、風邪を引きやすかったり、
喉の粘膜などを刺激したり、乾燥しやすくなってよくありません。
矯正治療をしたあと、呼吸が楽になったという方がいます。
口呼吸から鼻呼吸に変わって、スムーズに呼吸ができるようになったためです。
また、口の中が乾燥しやすくなると虫歯や歯周病になったり口臭の原因になります。
これは唾液がお口を守ってくれているのですが緩衝作用が弱まってしまうためです。
見た目にも猿顔といわれることがあります。
口元の突出は見た目にも、健康にもとても害をおよぼします。
このコラムの執筆専門家
- 東海林 貴大
- (東京都 / 歯科医師)
- 医療法人社団渋谷矯正歯科 院長
見えない裏側矯正の専門家
歯並びやかみ合わせに悩まれている患者さんのために誰にも気がつかれずにきれいになることができる裏側矯正の臨床に日々取り組んでいます。モットーは「つねに患者さん目線で診療すること」すこしでもたくさんの患者さんを幸せにするために頑張ります。
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