2-4 　「選択」と「集中」で一気に英会話を習得する方法って？１

◇今回のポイント◇

自分の必要とする英語のシーンに合わせて、

よく使われる表現をマスターしてしまえば、

英語が話せるようになる！

僕が英会話学校に採用された時の話です。

かなり厳しい採用試験。

一次試験、二次試験と進むにつれて、

結局、最初から一緒に残ったのは僕ともう一人の女性だけ。

すごく明るくて、いかにも英会話学校の講師って感じ！

彼女の名前はダイアン。

あの厳しい研修を乗り越えられたのも、ダイアンのおかげです。

本当にありがとうございました。

さてさて、話は研修に戻ります。

実は僕、当時は英語があまり話せなかったんです。

英語を英語で教えるなんて、実現出来るとは思っていませんでした笑

研修初日。

僕のような英会話講師のたまごの「先生」であるトレーナーが、こう言いました。

Put your textbook facedown!

「んん・・・？テキスト（textbook）をおいて(put)・・・facedown？？」

「えいやっ！」

勢いよく、顔（face）を下げた（down）僕。

・・・・

ふと横を見ると顔をあげたまま、トレーナーをみつめるダイアン。

そして、その手元には表紙が下になったテキスト。

Put your textbook facedown!

（表を下にしてテキストをおきなさい！）

という意味だと気付いた時にはすでに遅し。

その恥ずかしさったらなかったですね。

思いっきり、顔を下げてしまいました。

何もなかった様にそっと顔をあげて。

おもむろに首のストレッチをするフリをしてみる瀬川直矢。

いやいや、絶対バレてるから。

その日以来、

トレーナーが見せてくれるモデルレッスンを見ながら、

たくさんメモを取り、それを実際に口に出して繰り返し練習する毎日でした。

でもこれが、英会話習得にとても役立つ方法とは、

この時はまだ知りませんでした！！

続きはまた明日！