- 稲垣 史朗
- パウダーイエロー 代表取締役 兼 チーフデザイナー
- 神奈川県
- 店舗インテリアデザイナー
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0467-88-1981
対象:リフォーム・増改築
- 木下 泰徳
- (アップライフデザイナー)
- 溝部 公寛
- (建築家)
おはようございます。パウダーイエローの稲垣史朗です。
さて今日はタイトルにあるように、どうしても狭く感じてしまうお部屋を
少しでも広く見せたいときにはどの様にしたらいいのかをお話しましょう。
住まいに使われるファブリック(布)の中でも、最も大きな面積を占めるのがカーテンですよね・・・?
そうなんです、実はカーテンでインテリアイメージを大きく変えることができます。
その反面、カーテン選びに失敗すると、かなり落ち着かない部屋になってしまうこともあります。
カーテン専門のショールームに行くと、たくさんの色や柄で目移りしてしどれもこれもと思いますよね。
その様な場合には、何を基準に選んだらよいのでしょうか?
お部屋のトータルのイメージも大事ですが、その他に窓の大きさ、通風、遮光、断熱、、外からの視線のカットなど、
求める機能は非常に沢山の要素があります。、
それぞれの要素によってカーテン生地の選び方やデザインの決め方がありますので
今回は、「部屋を広く見せたい場合」というポイントでの選び方をお話しましょう。
答えはとってもシンプル・・・壁と同色または同系色を選ぶことです。
カーテンは閉めた状態の時表情がとっても大きくなり、その存在感を発揮しますのでカーテンの色を同色にすることにより
壁と連続した一体感を見せることにより部屋を広く見せることができるのです。
ショールームに並ぶきれいな柄のカーテンを見ていると、それではちょっともの足りないと感じる方もいらっしゃる方もかもしれませんし
洋書などをみていると、かなり大胆な柄を使ったカーテンをしている例も多く見られます。
しかし、ヨーロッパの住宅の窓と、日本の住宅の窓には大きな違いがあります。
ヨーローッパの住宅は石造りから発展し、幅が狭く縦長の窓、一方日本の住宅の窓は、
木造の柱と柱の間が窓になっている幅広の窓から発展しているため、
同じカーテンをかけるとすると、この縦横のバランスと面積の違いから、大きくイメージが違ってしまうという問題点があるのです。
柄物や壁と大きく違う色を使う場合は、部屋全体に対するカーテンの面積のバランスを調整し、
カーテン以外の色数を少なく押さえると、比較的うまくまとめることができます。
このコラムの執筆専門家
- 稲垣 史朗
- (神奈川県 / 店舗インテリアデザイナー)
- パウダーイエロー 代表取締役 兼 チーフデザイナー
物販(アパレル系)と美容クリニックのデザインが得意。
店舗のデザインに特化したお悩みを相談してください。デザインから現場施工まで1000件以上の経験がございます。誰に、何を、どの様に、お店を開店したらよいのか?不安な点は全てご相談に承ります。
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