文章教室って何だろう? - コラム - 専門家プロファイル

野村佳代
出版/広告プロデュース〜企画・ライティングからデザイン・印刷まで 株式会社アスラン編集スタジオ 代表取締役
ライター
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文章教室って何だろう?

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私がライター・編集者として生計を立てるようになったきっかけは、
大学時代に出版社でアルバイトをしたことでした。
といっても営業部でしたので、ライターや編集の仕事をしたわけではなかったのですが。

もちろん、子どもの頃から文章を書いたり、本を読むのが好きだったこともあります。
そんなわけで、就職をいうことを考えたとき
文章にかかわる仕事がしたいと思ったわけです。


で、文章に関する連載をしている自分を差し置いて思うのがこれです。

「文章教室」って何? 何するの? 何を教えてくれるの?

私が不思議なのは、書き方はジャンルによって異なるのではないか、ということです。

エッセイ
小説
手紙
ビジネス文書
小論文

もちろん共通するポイントやテクニックはありますが、
ビジネス文書で小説のような情景描写が必要だとは思えません。

だから、「小説教室」「エッセイ教室」ならわかるのですが、
「文章教室」って何を教えてくれるんだろう?
と不思議に思ってしまうのです。


そんなことを思ってしまう私ですが、
大学時代には、いわゆる「文章教室」にも通いました。
名前は「ライター講座」だったかもしれません。
通うのは週に1度で半年〜1年くらいだったと思います。

その教室の流れは下記のようなものでした。

課題が出される→書く→添削

この繰り返し。

添削はもちろん自分に返ってきます。
それ以外に、数名の方の文章がピックアップされ、
その文章に対する解説がなされました。

ちなみに文章の種類は「いろいろ」でした。
エッセイのようなものから、小説のようなものまで。

文章を書くのは好きでしたが、
きちんと向き合って文章を書いた経験は少なかったため、
その意味ではたいへん有意義でした。

しかし正直、現在の仕事に役立っているかと聞かれたら
「?」がついてしまいます。

やっぱり、
「小説教室」「エッセイ教室」「手紙教室」の方が
目的がはっきりしているし
テクニックの伝達もしやすいのではないかなぁ、と思うのです。

一方で、
やっぱり、書く→添削、という流れでないと
文章の書き方は伝えられないのかなぁ、と考え込んでしまいます。
たしかに、書かないことには上達しませんからね・・・



そんなわけで、私の連載は「ビジネス文章力」にしています。

小説を書いてみたい方には役に立たないと思いますが、
仕事で「文章を書くのが苦手だ」と困っている人のお役に立てることを願っています。
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