トキ、遂に県外進出。 - コラム - 専門家プロファイル

平 仁
ABC税理士法人 税理士
東京都
税理士

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閲覧数順 2024年05月03日更新

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トキ、遂に県外進出。

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2日21時29分asahi.com記事はこう報じた。

新潟県佐渡市で放鳥された国の特別天然記念物トキ10羽のうち1羽が
2日、長野市の市オリンピック記念アリーナ・エムウェーブ近くの農道で
確認された。
環境省によると、昨年10月に本州に上陸した後、新潟県内を転々とし、
2月28日から1日まで上越市にいた雌。
約50キロを一気に南下、初めて県境を越えた。

一方、新たなトキの目撃情報が新潟県北部の胎内市であり、同省は
「佐渡島からさらにもう1羽が渡った可能性がある」と確認を急いでいる。



学術名ニッポニア・ニッポンであるトキが行動範囲を広げているようだ。

日本の美しい情景の1つに数えたいトキが飛来する風景が、関係者の
皆様の努力の甲斐あって、復活できるかもしれないのだ。

一時は絶滅の危機が現実味を帯び、佐渡島のトキ保護センターでのみ
見ることが出来なくなってしまったのであるが、ようやく自然に帰せたのだ。


この記事に関連して、27日13:00毎日jp記事はこう報じている。

昨年9月、新潟県の佐渡島で試験放鳥されたトキのうち7羽の体の色が、
「繁殖期」のシグナルとなる黒灰色に変わり、2世誕生への期待が
高まっている。

環境省によると、トキは繁殖期前の冬場、首の周りから黒色の色素を出し、
背中にこすりつけて体全体を黒灰色にする。
「生殖羽」と呼ばれ、天敵から目立たないようにするためといわれている。

トキは試験放鳥された10羽のうち島内で7羽の生息を確認。
残る3羽のうち1羽は海を渡って群馬、長野県境に近い新潟県十日町市で確認。
1羽は昨年12月に死骸で発見され、1羽は行方不明。
環境省は今秋にも新たに10羽以上を放鳥する計画を進めている。


毎日の記事にあるように、自然繁殖にも成功すれば、日本中でトキが
飛んでいる情景が復活することも期待できそうです。

いつのことになるかはわからないけれども、豊かな未来を子供達に
残してあげたいものです。