東京デビュー２

2007-06-16 06:10

近くの京王プラザホテルで身づくろいをして（勿論便所をタダで使用）駅近くの早朝喫茶で朝食。８時を過ぎたので目的地の新高円寺へ。依頼者との打ち合わせが９時だった為、事前に現場を確認。土地は更地になっていて、関東特有の黒土が表面を覆っていました。関東ローム層は富士山の火山灰が体積して出来た地層です。静岡以西には見られません。
もう一度新高円寺に戻って、前日から先発させている所員さんと合流。施主さんも現れて初対面のご挨拶。引き返す様に再び現場へ。
境界線や近隣の状況等の説明を受け、近くのファミレスでプレゼンテーションを行いました。提案書と持参したノーパソで立体模型を３Ｄで動かせて、依頼人希望案と独自案を見てもらいました。
中々感触は良好。唯一心配していたのが、申請等の行政の対応。
遠方での申請となる為度々上京する訳に行かないので、事前協議等頻繁に往復する様な事になれば辛いので、東京の協力者を探さなければならないなぁ、と考えていましたが杉並区役所に行って各課と協議してみると、大阪の衛星都市より遥かに簡単。中には申請をＦＡＸにて受け付けてくれる課もあり、東京の先進性を垣間見ました。

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このコラムの執筆専門家

福味健治: （大阪府 / 建築家）
: 岡田一級建築士事務所

木造住宅が得意な建築家。

建築基準法だけでは、家の健全性は担保されません。木造住宅は伝統的に勘や経験で建てらていますが、昨今の地震被害は構造計算を無視している事が大きく影響しています。弊社は木造住宅も構造計算を行って設計しています。免震住宅も手掛けています。

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