西沢立衛の森山邸 2 - コラム - 専門家プロファイル

須永豪・サバイバルデザイン 
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閲覧数順 2024年04月24日更新

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西沢立衛の森山邸 2

- good

数年前に西沢立衛の講演を聴き、そのときアンケートに「ポカリスエットみたいな建築だと思った」
と感想を書いてしまったが、ちょっと違ったかもしれない。
ホットカフェラテとか奈良美智の方が近いかもしれない。
(通じないだろうなぁワタシの日本語) 脱色された無関心さではなく、建築にさりげない少女の優しさがある。
森山邸は完成から1年にして、石膏ボードは割れてるしペンキは剥がれてきてるし、
やっぱりムリして施工している感はある。
でも、そんなつまらないこと、どーでも良くなってしまう建築そのものの気持ち良さがある。
建築やってる人、森山邸は絶対に見ておいた方がいいですよ!!
(撮ってきた写真をここに載せられないのが残念。そういうお約束なのです)
メモ:計画では真っ白ではなく薄いグレーで棟ごとに塗り分ける予定だったのだそうだが、
最後の最後に全部真っ白でいくことになったのだとか。
なるほど。グレーのグラデーションで散らばらせようという思考、わかるなぁ。
それをおいてギリギリのところで「白!」と変更した好判断が、
この建築のレベルを一気に雲の上に上げている。
と、僕は思った。
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森や山と人、地球が健全に回っていく様子を見届けたい。 木を街に届け人の営みに森をもたらし木が、森が、地球が、生命が、人が、そして星々や宇宙までもが響あいはじめるそんな木の建築空間宇宙の意図が起動する響きあう木の空間をつくろう