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須永豪・サバイバルデザイン 
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閲覧数順 2024年04月24日更新

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オレはそれでいいや

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■2006.01.18(wed)
長生きして宇宙旅行に行きたい。
どんなに大金を払ってでも、家だろうが持ち物だろうが、全部手放してでも行きたい。
そう思っていた僕の夢が、最近少し変化している。
『もし本当に、60歳くらいで宇宙旅行に行けるチャンスが来たら』
このあいだ、そんなことをかなりリアルに想像していた。
なんだかその時には、コドモや孫に、
「オマエが行っておいで。で、帰ってきたら話しをうーんと聞かせてくれよ。
うん。オレはそれでいいや。その方がいいよ。」
と言ってしまいそうな気がするのだ。
人生観が変わってしまうほどの大いなる素晴らしい体験を、自分が冥土の土産にさせてもらうのも良いけれど、
そんなにスゴイ体験であるなら、それこそ
この先をもっと行きていく子孫にこそ、全財産手放してでも、させてあげた方がいいような気がする。
そしてそいつがしたその感動は、確実に自分も共有できるような気がするのだ。
不思議なことに、自分にコドモがいるようになってから、
自分自身がなんだか永遠にどこまでも生きていけるような妙な錯覚を感じている。
この世で、満たしたい欲も叶えたい夢もたくさんあるんだけど、
その、自分主体でいることに、貧乏くささも感じていて、
観念のどこかで「オレがしなくてもいいや」とも思っている。
・・・・・・こういう気持ちを何と言ったらいいのか、上手なコトバで表現できないけど、
ふつうに結婚して、ふつうにコドモができて、ふつうに子育てして、ただのジジイババアになっちゃう。
それだけの人生って、けっこういいもんなんじゃないかなぁ。
たぶん。ロマンなんじゃないかなぁ。
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森や山と人、地球が健全に回っていく様子を見届けたい。 木を街に届け人の営みに森をもたらし木が、森が、地球が、生命が、人が、そして星々や宇宙までもが響あいはじめるそんな木の建築空間宇宙の意図が起動する響きあう木の空間をつくろう