洗面台はフィリップ・スタルクデザインの壁に掛けるタイプのもので、足元が空いていてすっきり。ボウルとカウンターが陶器で一体でできているので、水が周囲に飛び散っても掃除がしやすいと喜ばれています。混合水栓はハンスグローエのものです。
洗面台の上部は全面鏡貼りになっています。洗面室は幅1mほどと決して広くないのですが、天井いっぱいまである鏡が周りの景色と同化し、実面積以上に広く感じさせてくれます。ちなみに、鏡に映りこんでいるのは、廊下に面した飾り棚で、現在はクライアントが作った置き物が陳列され、LED照明によって照らされています。
洗面台に向かって左側は全面収納になっていて、他の部屋と合わせ、扉はチークの面材でつくりました。その一部(写真の手前部分)には洗濯機が入っているのですが、使う時は収納扉が中におさまり全開放となり、使わない時は閉めて隠せるようになっています。
洗面台の右側は、透明なガラスドアを介して、バスルームへと続きます。。。
村上建築設計室