未来のニーズを形に デザイン・リサーチ・メソッド10 - ホームページ・Web制作全般 - 専門家プロファイル

ウジ トモコ
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未来のニーズを形に デザイン・リサーチ・メソッド10

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視覚マーケティング デザインメソッド
こんにちは ウジトモコです。

デザイン・リサーチ・メソッド10 (単行本(ソフトカバー))日経デザイントリニティ社のデザインプロデューサー山口氏から頂きました。ありがとうございます!


デザインリサーチという言葉を、日本のフリーランスデザイナーやインハウスデザイナーから効く事は少ない



『デザイン・リサーチ・メソッド10』(はじめにより)

と言う、一文から始まるこの新刊は、デザイン・ファーム、IDEOや建築家のレム・コールハース率いるAMO等、海外のデザイン事務所10社のデザイン・リサーチ・プロセスを実際のプロジェクト事例を通して主にプロダクトデザイン開発における戦略部分にフォーカスをあてて、デザイナー、商品企画、マーケティング担当者に向けて詳しく紹介しています。

まだ、パラパラとめくっただけですが、10社それぞれの開発における事例は非常に興味深いものがあります。


個人的には「デザインDNA」「クレシブルプロセス」という2つのポイントに着目して、デザイン・リサーチ・メソッドを提唱しているseymourpowel社lの事例に釘付けになりました。



【ブランドDNA】


ブランドDNAは、ブランドの本質。


【クレシブルプロセス】


クレシブルプロセスは、背景にあるあらゆる情報を収集しチームで共有すること。


【トーン・オブ・ボイス】


トーン・オブ・ボイスとは、消費者とプロダクトの接点(消費者の第一印象)を設定する事。


基本的に、プロダクトデザインの手法なのですが、ブランドの神髄を知り、ブランドを育てていくという考え方は、メディアマーケティングはもちろん、ブランディングの基本の考え方としていろいろと応用できそうですね。とくに、トーン・オブ・ボイスについては、トーンアンドマナー(トンマナ)との類似点を感じてしまいました。やはり、消費者の第一印象というものを理解し、プロダクトの神髄を伝える「接点づくり」に着眼するということは、ブランディングの構築と成長を促す過程において、ジャンルを超えてはずせないポイントなのかも知れません。



また、「デザインによってオーラを感じさせる」というコンセプトで、ブランドのフラッグシップストアの階段の事例を紹介していた、AMO/OMA社のメソッドも非常にユニークで、特にクラスアップのためのブランディングを強化したいメソッドとしては注目できる事例ではないでしょうか。


もちろん、ここではすべてを紹介しきれませんが、プロダクトデザインにおける戦略立案のプロセス、デザイン・リサーチ・メソッドを学びたいという人なのには絶好の良書かもしれませんね。

目次をつけておきます。

目次

【収録10社とプロジェクト事例】



●IDEO (アメリカ)
シマノ「COASTING BICYCLE」

●seymourpowell(イギリス)
ALICE「ブロードバンドルータ」
STANNAH「介護用エレベーター」

●TheAlloy(イギリス)
ARGUS「消防士用デジタルカメラ」
BT「ベビーモニター」

●tangerine(イギリス)
BRITISH AIRWAYS「ファーストクラスのシート」
AUPING「介護ベッド」

●The Division(イギリス)
パナソニックデザイン社「ブランドビジョン」
日産自動車「インテリアデザイン」

●fuseproject (アメリカ)
コカ・コーラ「Coca-Cola Refresh Recycling Bin」

●CastelliDesign(イタリア)
日立製作所「スーパーテクニカルサーバ」

●AMO(オランダ)
PRADA「PRADA PROJECT」

●INNO DESIGN(韓国)
AMOREPACIFIC「LANEIGE」

●FRONT (スウェーデン)
「Sketch Furniture」





▼未来のニーズを形にする、デザイン手法
デザイン・リサーチ・メソッド10 (単行本(ソフトカバー))日経デザイン



ご参考になれば幸いです。



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