All About Profile初公開にあたり - 人材育成全般 - 専門家プロファイル

伊藤 弘輝
研修講師

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対象:人材育成

中沢 努
(コンサルタント・研修講師・講演講師)

閲覧数順 2016年12月07日更新

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All About Profile初公開にあたり

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  1. 法人・ビジネス
  2. 人材育成
  3. 人材育成全般
*航空業界を取り巻く環境

多分に洩れることなく航空業界にも「100年に一度」ともいわれる危機が訪れております。
(現在の業態になってそこまで長い歴史があるわけではありませんが・・・)
オールアバウトプロファイル公開にあたり、航空業界がおかれている現状と向かうであろう方向を分かりやすく解説させて頂きたいと思います。

**航空会社・航空機メーカーは
英国ブリティツシュエアウェイズ(BA)はポンド安も相俟って昨年2008年の4月-12月期、前年同月比で約1,000億円のマイナス。財務健全、利益上位のエールフランス-KLM(AFKL)は2008年10月-12月期で約600億円のマイナス。機材資本を重視するシンガポール航空(SQ)でさえ17機を退役させ売却し赤字の削減を図り、中国第3位の中国東方航空(MU)も約2,000億円の手立てを政府系銀行より講じるなどナショナルフラッグ系も未経験の経営困難期の真っ只中にあります。各社ともに「旅客の脚」を極力維持しワークシェアリング及び人員削減をするなどして乗り切ろうと努力しております。準じて機材メーカーであるエアバス社、ボーイング社も本年の納入は生産数の凡そ半分に留まるという見込みを出しております。

**国内の状況
転じて国内に於いては航空行政の大きな過渡期となる、いわゆる「成羽問題(なりはねもんだい)」を目の前にして開港4年目を迎える中部国際空港が路線縮小、撤退の影響から2009年3月期において開港以来、初の赤字に転じると予測されております。また累積で赤字を抱える関西国際空港も中部と同様な理由から以前にも増して厳しい経営状態に陥っています。

また敵対してきた日本航空(ジャルカーゴ・JL)とNCA−日本貨物航空(KZ)が3月29日サマースケジュールから成田-ロサンゼルス-シカゴ線(NRT-LAX-ORD)の共同運航を開始し今後、更なる統合劇へ発展する様相も呈して参りました。

***とは言え・・・・
斯様な環境下であっても「公共交通」としての役割を担う航空会社及び関連各社においては団塊の世代の退役もあり世代毎の人材確保もしっかりしております。また、今後、日本就航を予定している会社も少なくなく、就航に際する日本側のルールなども以前よりは大分、緩和されて路線を開設しやすくなっています。

***航空業界就職希望者へ
以前(20年前)とのタスクや雇用条件の違いはあっても航空会社間の提携「割引航空券(IDチケット)」が使える・・といったメリットや「習得した言葉やサービスを活用したい」・・などと言う理由から決して広くは無い門戸ですが上記のような理由から情報を的確に捉えて対応できる環境を作れば「世界への橋渡し」の一員となれるでしょう。

以上「All About 初公開にあたり」

航空業界エキスパート 伊藤弘輝