おはようございます❣️
シミのお話の続きです❣️前回のご説明で、シミがなぜできるかについては分かっていただけたかと思いますが、ではシミをつくらないためにはどうすればいいかというと、これはもう太陽にあたらないこと、それが一番です。こまめに日焼け止めを塗ったり、短時間の外出でも帽子や日傘を使ったりすることを心がけてください
冬だからといって、油断してはイケマセンよ
レーザーやハイドロキノン・トレチノインなどでいちどシミを取っても、同じような生活をしていれば、同じようなところにシミはまたできてしまいます。前回ご説明したように、シミは紫外線から体を守るための仕組みなので、何度もシミができるということはそれだけリスクがあるということなんです
特にシミができやすいのは、色が白い方です。
日焼けに対する反応で分けると、日本人には3つのタイプがあるとされています。
タイプ1
日に焼けると赤くなり、その後もとの色に戻る
タイプ2
日に焼けると少し赤くなり、その後どんどん黒くなる
タイプ3
日に焼けると赤くはならずに、すぐ黒くなる
タイプ1とタイプ3の人は比較的少なく、多くの人は、タイプ2に分類されますが、この違いは、メラニンを作りやすさの差からきています
日焼けして黒くなりやすい方は、メラニンを作る力が強い肌。細胞を守りやすいということなので肌自体が強いといえます 逆に、赤くなってもすぐ戻る人は、メラニンを作る力が弱い肌。もともと白い肌の人が多いです。白い肌は一見キレイに見えますが、肌自体は弱いんです
また、さまざまな刺激によるダメージを受けやすく、かぶれなどもおこしやすいため、ハイドロキノン・トレチノインなどを使う際には、細心の注意が必要です。
※しのぶ皮膚科では、シミ治療のひとつとして、トレチノイン、ハイドロキノンを取り扱っています。ご希望の方は窓口で相談ください(基本的に受診が必要となります)。
SPF90の日焼け止めと、飲む日焼け止めとして有名なヘリオケアシリーズ。こちらは受診なく、受付でお買い求め頂けます。
しのぶ皮膚科https://sclinic.jp/
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このコラムの執筆専門家
- 蘇原 しのぶ
- (東京都 / 院長 皮膚科医)
- しのぶ皮膚科 院長 院長
皮膚科医だからこそ提供できる質の高い美容医療を
皮膚科・皮膚外科歴15年。 ヒアルロン酸、ボトックス治療に造詣が深い。 オールアバウト美と健康のガイドでもあり、執筆、テレビ、ラジオ、などのメディア活動も精力的にこなしている。日本アンチエイジング外科・美容再生研究会認定医。