トレチノイン・ハイドロキノンの使い方 その1 - 美容医療全般 - 専門家プロファイル

しのぶ皮膚科 院長 院長
東京都
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トレチノイン・ハイドロキノンの使い方 その1

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今回は、トレチノイン・ハイドロキノンの使い方をご説明します

 

しのぶ皮膚科では、トレチノイン・ハイドロキノンをお渡しする際に、きちんと注意事項をお伝えしていますが、最初はみなさん守っていても、だんだんそうでなくなってしまうこともあるので、ここでも書いておきますね

 

まず注意していただきたいのが、トレチノインやハイドロキノンは不安定な物質だということ。すぐに劣化してしまうため、何年も前に買ったものを使うといったことは避けてください。また、冷蔵、冷凍など指示された方法で保管してくださいね

 

それから、最初に使うときは、含まれている有効成分が少ないものから試してみるのが鉄則です。たとえばトレチノイン0.025%と0.1%だと、0.1%のほうがより効くんじゃないかと思うかもしれませんが、肌が弱い人がいきなり強いものを使うと、顔が真っ赤になって皮がバリバリに剥けたりします。ひどい場合にはえぐれてしまったりすることもあります

 

また、トレチノイン・ハイドロキノンを使っているときは、日焼けは厳禁です。日焼け止めを塗る、帽子をかぶるなどして、しっかりと紫外線対策をしてください というのも、トレチノインで皮膚の表面をはがすようなことをしているため、普段よりも紫外線の影響を強く受けてしまうからです。また、ハイドロキノンも紫外線との相性が非常に悪い成分です。つまり、トレチノイン・ハイドロキノンを塗っているときは新しいシミができやすい状態ということ。シミをとりたくてトレチノイン・ハイドロキノンを塗っているのに、それでは逆効果ですよね

 

そういう意味では、トレチノイン・ハイドロキノンは夜だけ塗ることをおすすめします ただ、昼も塗りたいという方は、日焼け止め成分が配合されているコンシーラータイプのものを塗るのがいいでしょう。しのぶ皮膚科では、コンシーラータイプのハイドロキノンも扱っているので、ご相談くださいね

 

長くなってしまうので、使い方、次回も続きます~

 

 

 

※しのぶ皮膚科では、トレチノイン、ハイドロキノンを取り扱っています。ご希望の方は窓口で相談ください(基本的に受診が必要となります)。


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カテゴリ このコラムの執筆専門家

(東京都 / 院長 皮膚科医)
しのぶ皮膚科 院長 院長

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皮膚科・皮膚外科歴15年。 ヒアルロン酸、ボトックス治療に造詣が深い。 オールアバウト美と健康のガイドでもあり、執筆、テレビ、ラジオ、などのメディア活動も精力的にこなしている。日本アンチエイジング外科・美容再生研究会認定医。

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