住宅ローンのABC (その2:返済方法) - 保険選び - 専門家プロファイル

清水 光彦
株式会社清水保険資産設計 代表取締役
ファイナンシャルプランナー

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対象:保険設計・保険見直し

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住宅ローンのABC (その2:返済方法)

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今回は、住宅ローンを選ぶ際のもうひとつのポイントとなる返済方法について、お話します。

返済方法には、「元利均等返済」と「元金均等返済」があります。

元利均等返済は、元金と利息の合計返済額が均等、つまり、毎月の返済額が均等という返済方法です。

メリットは、毎月の返済額が一定なので返済計画が立てやすいことですが、デメリットとして、総返済金額は元金均等返済に比べて多くなることがあります。

元金均等返済は、元金の返済額だけ均等で、利息は元金の残高に応じて返済する、つまり、最初は返済額は多額だけれど、毎月少しづつ返済額が減っていく返済方法です。

メリットは総返済金額が元利均等返済より少なくてすむことですが、デメリットは、当初の返済金額が元利均等返済より多くなるため、所得に占める返済銀額の割合が高くなり、借入れできる上限金額が低くなってしまうことです。

基本的には、元金均等返済がお勧めなのですが、現実には、借入れできる金額の問題の他にも、元金均等返済が選択できるのは、フラット35や財形融資など公的住宅ローンが中心で、銀行などの住宅ローンでは優遇金利の対象外となっていたりして、選択できる住宅ローンは限定的です。

また、条件的に元金均等返済で住宅ローンが組めるという方も、検討していただきたいことがあります。
それは、返済期間を短くするということです。月々の返済金額に対して、収入金額に余裕がある方は可能な限り返済期間を短くされることをお勧めします。
なぜならば、返済期間を短くすることで、総返済金額を減らすことができるからです。

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