英保守党党首離脱　メイ元首相の右腕の離脱とポンド、ユーロ安 -東京総合研究所ブログ-

こんにちは！東京総合研究所スタッフです！

今朝のBloombergで以下の記事がありました。

英スコットランド保守党の党首が辞任、ジョンソン首相に打撃

英与党・保守党のスコットランド支部であるスコットランド保守党のデービッドソン党首が辞任した。保守党にスコットランドで地盤を回復させた立役者とされる同氏の辞任は、ジョンソン首相が欧州連合（ＥＵ）離脱を巡り総選挙を戦う場合に打撃となりそうだ。

また

ジョンソン氏とは過去に見解の相違が何度も公になっていた。

辞任の主な原因はEU離脱急進派のジョンソン氏との見解の相違。おそらくEU離脱に関する意見の不一致でしょう。

メイ首相時代に保守党が13議席を獲得するにいたる立役者であったジョンソン氏の離脱はかなりジョンソン政権にとって痛い出来事です。

合意なき離脱に対して積極的なジョンソン氏の姿勢は、EUにおいて大きな混乱を招いています。

EUにおける金融の中心は依然としてシティであることからも、強硬的な姿勢は離脱決定時はもちろん、それまでの期間もユーロ安を引き起こす大きな要因となりうるのではないでしょうか。

以下がユーロドルのチャートです。下落傾向にありますね。長期で見ればユーロは売りの相場かもしれません。

また同様にポンドも下落傾向です。

以下はジョンソン氏が就任した時の為替相場の傾向とトランプ大統領就任時を比較したブログ記事です。

ぜひご覧になってください。

お騒がせ国家元首の就任と為替市場の関係 ジョンソン英首相就任とポンド安

今回は以上です！いかがでしたでしょうか。FXをやるうえで、国際政治を理解することは不可欠であるため、ぜひご自身で日ごろから情報収集なさってください。

特に不安材料が渦巻く最近は、値動きが激しいものが多いので注意深く観察してみてください。

ドル安円高ですしね！

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