- 大山 充
- 株式会社 東京総合研究所 代表取締役
- 東京都
- シニア・エグゼクティブ・アドバイザー
対象:投資相談
- 大山 充
- (シニア・エグゼクティブ・アドバイザー)
- 大山 充
- (シニア・エグゼクティブ・アドバイザー)
皆さん、こんにちは(^^)/
東京総合研究所スタッフチームです。
昨日の突然の雨はすごかったですね!!
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まずは本日の銘柄情報をご紹介したいと思います(^^)/
(10:00現在)
<値上がり率上位銘柄>
1位 ETFS リリカラ(株)(9827) +22.89(%)
2位 (株)ジャストシステム(4686) +20.44(%)
3位 (株)プロレド・パートナーズ(7034) +20.11(%)
<出来高上位銘柄>
1位 ティアック(株)(6803) -2.86(%)
2位 (株)エー・ディー・ワークス(3250) +0..00(%)
3位 フィンテック グローバル(株)(8789) +6.59(%)
<検索回数上位銘柄>
1位 トヨタ(株)(7203) +29(円)
2位 日本郵便 +5(円)
3位 ソニー(6758) -59(円)
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さて、持っている株が下落しそう!そんな時に損するリスクをヘッジ(回避)するのに用いられる手法のひとつに「つなぎ売り」という手法があります。
本日は、その「つなぎ売り」について
端的に説明すると、保有している現物株の下落が予測される局面において、同銘柄のから売りを行います。そして、期日までに予想どおり下落した場合は売建玉を買い戻して差額決済し、予想に反して上昇した場合は現物株の現渡しを行うことで、リスクヘッジする手法です。
…から売り?現渡し?????となっている方のために、もう少し詳しく見てみましょう
「つなぎ売り」は「信用取引」を利用した手法です。
信用取引とは、投資家が担保を証券会社に預けることで、資金や株式を借りて行うことができる取引です。
担保をもとに証券会社から資金を借り入れて、株式を買うのが信用買い
担保をもとに証券会社から株式を借りて、その株券を売るのが信用売り、別名「空売り」です。
空売りの場合、返済期日までに借りた株式は返さなければなりません。
通常は、空売りの反対売買(買い)をして、決済を行うのですが、
この時に、もともと自分が持っていた、もしくは別の方法で入手した同銘柄の現物株を差し入れて決済を行うこともできます。
これが、現物株を渡す決済方法「現渡し」です。
さて、「つなぎ売り」に戻りましょう。
今、手元に持っている、現物株の価値が落ちそうです。
売ることもできますが、大口投資で経営権を目的としていたり、株主優待の権利を確定させたかったり、という投資家は、売りたくないけど、保有し続けると下落した場合損が出てしまいます。
そこで、まずは保有現物株と同銘柄を同株数、証券会社から信用取引で借りて、その株式を売ります(空売り)。
その後期日までに相場が
パターン①予想通り下がった場合
空売りの反対売買(買い)をして差額決済します。
現物株の価値は下落なので、損失。
一方、空売りの方は、高い値段で売って、安い値段で買い戻しているので、利益が出ます。
したがって損益が相殺されます。
パターン②予想に反して上がった場合
現渡しして決済します。
信用取引の決済を保有していた現物株によって行っているので、損益なし。
もちろん、保有していた現物株が上昇すると見込いた時は、空売りせずに評価益がでていたので、下落すると予測した場合の話です。
よって相場が下がっても、上がってもリスクオフできる!すごい!
…しかし!!!
忘れてはいけないのが、信用取引には手数料、金利/貸株料といったコストが発生することです!さらに空売りの場合、「逆日歩」というさらなるコストが発生するリスクもあるので、つなぎ売りも完全にリスク0!というわけではないのですね~
→信用取引について詳しくはこちら
手数料・金利の割合は、証券会社によって異なるので、比較ページなどを参考にしてみてください!
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