![増岡 健司](https://d32372aj5dwogw.cloudfront.net/home/profile/front/html/img/professional/ll/310_1224355634.jpg)
- 増岡 健司
- 医療法人社団 MEDIQOL 理事長 歯科医師
- 東京都
- 歯科医師
対象:一般歯科・歯の治療
- 赤岩 経大
- (歯科医師)
- 赤岩 経大
- (歯科医師)
ツバというとなんだか汚いイメージを持つかもしれませんが、空気のような存在で、もし無くなったら……なんて考えたことはあまりないですよね。
実は唾液は全身の健康のバロメータとして重要な役割を担っているのです。
唾液の働き
・食べ物を消化しやすい性状にかえる
・口の中からの細菌の侵入を防ぐ
・歯や粘膜の保護
・汚れの浄化作用
・歯の再石灰化促進
・お口の中を一定の濃度に保つ
以上の働きがありますが、薬物、ストレス、全身の病気などで、機能が衰えることがあります。
昔から「早食いの早死に」といわれていますが、噛む回数が少ないとそれだけ唾液が混ざりにくく、それだけ、健康も損ないやすいということです。口が渇くということは、全身の病気が隠れていたり、強いストレスを感じているかもしれません。
口は全身の鏡ですから、気になる症状があったら早めに医療機関で受診しましょう!
─唾液が少なくなるとこんな症状がでます!─
*のどがかわきやすい
*口の粘膜が粘々してはりつく感じ
*パンやクッキーは飲み物と一緒じゃないと飲み込みづらい
*味の感覚が鈍くなってきた
*口臭が強くなった気がする
唾液が少なくなると、お口の中が不潔になりやすく、むし歯や歯周病になりやすくなります!
当てはまる症状があったら、お茶やお水で口の中をよくしめらせて、歯磨きをしっかりして、ばい菌が繁殖しないようにしましょう!