ランダムウォーク理論 - 投資相談全般 - 専門家プロファイル

大山 充
株式会社 東京総合研究所 代表取締役
東京都
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閲覧数順 2024年04月26日更新

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ランダムウォーク理論

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こんにちは!

東京総合研究所スタッフチームです。 

8月になりましたね!今日もうんざりするような蒸し暑さです。熱中症には気を付けないといけませんね(´_`。)

 

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さて今日は、元ブログカテゴリの中から「株価の動きはランダムであり、未来は予測不可能だ」という「ランダムウォーク理論」をご紹介します。

 

次の例を考えてみてください。ある株式Xが50日連続で上昇しているとします。株式Xが次の日に上がる・下がる確率はそれぞれいくらでしょうか?

 

ランダムウォーク理論によると、これはどちらも50%、五分五分になります。株価の将来の動きは過去の値動きに全く影響を受けず、ランダムに決まるというのがランダムウォーク理論です。言い換えれば、過去のチャートの動きから未来の値動きを予測することはできないということになります。サイコロの目が何回連続で偶数だったとしても、次に偶数の目が出る確率は常に2分の1であることと同じです。

 

それでは、過去の経験則から意思決定を行うテクニカル分析や、過去の企業の業績や経済活動などから将来の値動きを予測するファンダメンタル分析は使い物にならないということでしょうか?

 

ランダムウォーク理論は、市場のランダム性を強調してはいるものの、テクニカル分析やファンダメンタル分析を完全に否定しているわけではありません。この理論はあくまで市場全体の大きな動き、特に長期間の動きについていえるもので、個別の銘柄や短期間の値動きについてはテクニカル・ファンダメンタル分析が有効です。ここが先ほどのサイコロの出目予想の例とは異なる点です。また、ボリンジャーバンドといったランダムウォーク理論を前提としたテクニカル指標も存在します。

 

ランダムウォーク理論をもとにした「効率的市場仮説」についても少しお話しておきます。これは、株式市場において各主体は平等に情報を得ており、利益を最大化するため「効率的に」動くはずだという説です。すると、市場に出回っている情報から平均以上のリターンを上げることは理論的に不可能になります。しかし実際の市場はこのように完全に効率的というわけではありません。「ある株式を本当はまだ手放したくないが、資産不足などの関係上泣く泣く損切りをする」といった「効率的ではない」行動は、投資家が人間である以上しばしば起こり得ることです。よって「効率的ではない市場」の動きを読み解くことで、市場平均以上のリターンを上げることが可能です。ここにテクニカル分析やファンダメンタル分析が効いてきます。

 

① 値動きに一喜一憂しテクニカルに頼るだけでは、短期的な目でしか市場を捉えられなくなってしまいます。

② 逆に効率的市場仮説に固執しても利益は上がりません。

 

ランダムウォーク理論や効率的市場仮説といった考え方を知り、長い目で市場を見つつファンダメンタルズやテクニカルを上手く活用していくことが投資家には求められているのです。

 

元記事:http://kabublog.jp/blog-entry-107.html

 

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