- 小野 秀一郎
- 実践!インバウンド 営業企画 インバウンドにっぽん主宰
- 東京都
- 経営コンサルタント
対象:販促・プロモーション
- 山田 祐子
- (旅館・民宿プランナー)
- 山田 祐子
- (旅館・民宿プランナー)
ネット活用の外国人旅行者集客コンサルタント、( www.jissen-inb.com )
実践!インバウンドの小野でございます。
本年も、皆様の変わらぬご支援・ご鞭撻をお願いいたしますとともに、
皆様のますますのご健勝とご多幸をお祈り申し上げます。
円高の影響で昨年10月頃より、海外からの問い合わせが
ぱたりと止まってしまった、キャンセルが連発しているとの話を
複数の施設さんより聞きました。
個人的な見解ですが円高が、というよりは世界的な不況への急激な変化により
外国人の旅行マインドが冷え込んだことの方が海外からの予約に影響を
及ぼしている割合が大きいと思われます。
なぜかと言いますと、もし好景気であれば自国での手取りが増えたり、
消費マインドが高揚しており、その好景気の下で「ぜったい日本へ旅行に行きたい!」
と思う中産階級の消費者なら多少の円高があったとしても、
円に換金した後の額などあまり考えないからです。
しかしいずれにしても、この世界不況が収まりアメリカを始めとして早く経済を
立て直してもらいたいところですね。
こんな景気の中、200軒ある弊社クライアント施設の中で、
むしろ予約が減るどころか、増え続けているクライアント施設さんがいます。
そういった施設は、以下のいずれかまたは複数に当てはまります。
★ オフシーズンや閑散の曜日に外国人向けに素泊まりや朝食付きを追加
★ 宿泊者の良い評価を受けている、またその評価をネット上に公表している
★ 期間限定で低価格にシフトした
★ もともと低価格帯で販売している
★ ネット上での海外マーケティングを随時行う、継続する
★ 少しでも役立とうと、片言の英語(外国語)+ジェスチャーで外国人宿泊客に
対して接している
予約が増え続けている施設さんでは、上記のような不断の努力の組み合わせで
世界中で広がるネット宿泊予約の増加という追い風を受けられるわけです。
この不況下で問い合わせが激減した施設は、以下のいずれかまたは複数に当てはまります。
△ 目の前の外国人宿泊客に対して、トップか現場いずれか一方だけに
接遇役を押し付けている
△ 出来ればコミュニケーションを取りたくないので支払を済ませて
早くチェックアウトしてほしいと思っている
△ 国内外の予約サイトに加盟さえすれば何とかなるだろうと考えている
△ 英語ホームページさえ作れば外国人から問い合わせが入るだろうと思っている
△ インバウンドに限らず事に当たる決断が遅く、同地区の施設に先行者利益を
奪われている
上記のことをふまえると、2009年の前半(すなわち景気が底を打つタイミング
を探ると言われている時期)は、インバウンドに対して意識的に何らかの施策を
取っている施設とそうでない施設との差が開く年にもなると私は予想しています。
以上、年明け早々に長々と述べてしまいましたが、
まずは貴館がどの位置にいるのかを把握したうえで、今後も外国人の集客に
積極的に取り組んで頂ければ幸いです。
2009年が皆様に取って素晴らしい年となるよう、祈念すると共に
応援し続けて参りたいと思います。
本年も宜しくお願い申し上げます。
実践!インバウンド
代表 小野秀一郎
インバウンドにっぽんブログ↓
http://blog.livedoor.jp/inboundjapan
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インバウンドにっぽん発行人:
実践!インバウンド www.jissen-inb.com
代表 小野秀一郎
●取引施設数200軒 外国人送客数10万人へ●
●ホステルワールド代理店●
海外からの集客・外客への接遇力の向上を総合支援
東京オフィス / 軽井沢オフィス