胸キュン…「初恋の人からのラブレター」を読んで - メイクアップ・ヘアスタイリング - 専門家プロファイル

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胸キュン…「初恋の人からのラブレター」を読んで

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認知症の母が先日、

特別養護老人ホームに転居しました。




転居の様子はこちらのブログ

「認知症の母が教えてくれること」↓

https://ameblo.jp/slowbeautystyle/entry-12353363971.html

 

 



昨日は、

先日まで母が住んでいたサービス付き高齢者住宅に行き、

母の荷物を整理してきました。

 

 



一般社団法人 

日本セルフプロデュースメイク協会代表で

 

 

人生を変えるメイクアップアーティストの

星 泰衣(ほし  やすえ)です。

 

 


 

サービス付き高齢者住宅は、

普通に個室を借りている感覚で、

収納力のあるクローゼットがついていたのですが、

 

 

 

今回母が入居した特別養護老人ホームには、  

4人部屋のため、そのようなクローゼットはなく、

必要な洋服のみを持って行くことになりました。

 


 

 

なので、

これまで部屋に置いていた私物を整理しなければ

なりませんでした。

 

 


 

中には、元気な頃住んでいた

京都の自宅に置いてあった

思い出の品も多数ありました。

 

 

 

娘である私や私の娘達の思い出の数々も

大切にとっていてくれた母。

 

 

 

(私たちのことを、大切に思っていてくれた

母の思いを感じます

 

 

 

 

母子手帖はもちろんのこと、

卒業アルバム、

私や娘たちの写真、

そして私の初恋の人からのラブレターまですべて

とってあったのです。

 

 

 

それらの整理をしながら、



そのラブレターを読み返し・・・、



涙涙涙









 

なぜ涙かというと、

 


 

 

セルフプロデュースメイク1級講座を受講してくださった方は

ご存知だと思いますが…、

 

 

 


高校生の頃、

大好きだった彼とは、

 

 

彼のお父さんのご意向で、

遠距離恋愛をすることになったのです。

 


 

 

彼は京都の高校から、新潟の高校に転校しました。

(正確には、一年留年しての途中入学)

 

 

 

勉強をまったくしない彼をお父さんが心配して

自分の単身赴任先の新潟に連れていったのです。

 

 

 

彼のお父さんはとても立派な大学教授で、

近くに私がいては彼は勉強をしないと思ったのか(?)


私と彼を引き離しました。




高校生の私たちには、

自力で会うことができないほど、

遠くに行ってしまいました。

 

 


私は、彼の父を恨みました。

自分たちの境遇を、嘆き悲しみました。

 


 

まるでロミオとジュリエット気分(笑)

 

 

 

当時は、携帯電話もなく、

もちろんメールやLINEもない。

 

 

 

通信手段は、

イエデンか、手紙。

 

 

 

電話代は遠距離のため、

ものすごく高く、、、、

 (親から、怒られるから)



 

高校生の私たちは、

手紙という手段を選びました。

 

 


 

毎日毎日、

手紙を書いて、

送りました。


 

 


お金もなかったから、

ノートを切って書いたり、

 

 



毎日なにがあったか、

どんなことを思ったか

日記のように記してありました。

 

 

 

新潟に行ってしまった後の、

 

一番最初の手紙には、

新潟に連れて行かれた経緯が書いてありました。

 

 


 

その手紙が届くまでの数日、

高校2年生だった私は、

なぜ急に彼と連絡が取れなくなったのかわからなくて、

彼の家に何度も電話をしました。

 

 



彼のお母さんは、

病気のせいで舌を切除されていて、


声を出して話すことができなく、


私が電話をすると、電話には出てくださるけど、

なにも言わずに受話器を置かれました。


 

 


何度かけても、何度かけても、

それが続きました。

 


 

私は、

「お母さんに嫌われているんだ」


「彼から避けられているだ」

そう思いました。

 

 

 

わけがわからず、

不安で仕方なかった時に届いた

彼からの手紙です↓

 

 

 

やっちゃんへ

(やっちゃん=わたし)


 

やっちゃん、今日はちょっと悲しいことを書かなければなりませんが

びっくりしないで読んでください

 

 

・・・

(新潟に連れて行かれた経緯が記されていました)

 

 

いつかはこの事実を言わなければいけないのに、

別れがつらくて、やっちゃんの声を聞くと本当にどうかなってしまいそうで…



おれはそこで考え直そうと思いました。

 

 

親父は、おれを新潟に連れていってどうするつもりなのかを・・・

 

 

それはおれを自分の手で大学へ入れてやろうという、

親父の最後の手段なのだと思います。

 

 

そしておれは・・・

 

ほんとうにやっちゃんと結婚したいから、この道を選んだのです。

やっちゃんわかって下さい。

 


大学へ入って、就職もちゃんと決まってから、

やっちゃんをほんとうの意味で迎えに行きます。

 


やっちゃんを将来、幸せにしてあげたいからここへ来たのです。


 

・・・

 

クリスマスまでには一度帰ります。その時は必ず会おうね。


それまで手紙で我慢します。やっちゃんも手紙書いて下さい。

この手紙の返事がこっちについた日に一度やっちゃんの家にTELします。

 

 

悲しまないでください。やっちゃんが悲しむとおれまで悲しくなります。



それでは、体に気をつけてください。

やっちゃんを愛する⚪️⚪️より。




新潟より愛をこめて・・・

やっちゃんの写真ください。おねがい・・・

 

 


とありました。

 (最後が可愛い)




 当時彼に送った写真↓



ファッション誌を、いつもいつも読んでいた高校時代。
(気にいったファッションをスクラップするのが趣味でした)来てる服は、ピンクハウスのジャンパー。 懐かしい



 



そして、なんと…

彼のお母さんからもハガキが届きました。

 

 

 

前略

突然のことですが、⚪️⚪️が11月17日より新潟の方へ転居いたしました。

詳しいことは⚪️⚪️より手紙がいくと思います。

 

せっかくTELしてくださいますが、留守ですみません。

寂しいですが、⚪️⚪️の将来の為と思い、我慢してやってください。

お正月には帰ります。

          ⚪️⚪️母

 

 

 

と、とても美しい字で書いてありました。

 

 

 

当時は気づかなかったけど、

 



彼の葛藤の上の決意と優しさ。

お父さんの父親としての親心。

お母さんの寂しさと優しさ。

 


 

当時17歳の私は、

悲劇のヒロインのように、

自分がかわいそうだと思っていたけど、

 


 

人生、48年も生きてきた今は、

それぞれの優しさが身に沁みます。

 

 


お父さんは、

息子の将来を思い、

その時考えられる中での最善を選択し、

新潟に連れて行かれたのだ。


 

 

お母さんは、

自分の体調のこともあり、きっと寂しかっただろうと思います。



ご主人も単身赴任で

愛する息子まで遠くに行ってしまう。

自分の悲しみを抑えて、私にハガキを送ってくださった優しさを

今は同じ女性として母として尊敬します。

 

 



その後はというと、、、




大好きで大好きでしかたなかった彼だったのに、

2年後、私が先に大学生になって、

お別れしてしまいました。




寂しさに耐えられなくなった私の弱さのせいだと思います。





でも2年間、

ずっとラブレターを

互いに送り続けていました。

 

 



今思うこと.




すべての人が、

その時最善を生きている。



そして、



その選択は、まわりの人への優しさに満ち溢れている。





(別れの選択は、私のわがままだったかもしれないけど…


 



ただ、

多くの人はそのことに気づかない。

悲劇のヒロインだと思ってしまう。

 

 



その人の優しさに気づくための

経験値や余裕もなく。。。



 


今、わたしが大切なことに気づくために、

 

 

大切な思い出の手紙をこれまでとっておいてくれた母に

本当に感謝です

 



 

甘酸っぱい青春の一ページです

 

 

 

私の人生は、

どれだけたくさんの人の優しさに

包まれた人生なんだろう。

 

 

 

もし、

お別れしていなかったら・・・

 

 

と考えると切ないけど、

 

考えません。

 

 


 

 

優しさに包まれ生きてきた

自分の人生を、

 

 

これからも幸せに生きていきていこう

 

 



 

そして、自分の優しさ

誰かの人生の一ページになれるといいな。

 

 


 

48歳。

 

 

人生の折り返し。

もうとっくに折り返しているかもしれない(笑)

 

 



限りある人生を、

くいなく、

愛いっぱいの人生にしていこう






手作りのクリスマスカードに今でも胸キュン

 





   

 

 

 

 

 

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