- 橘 凛保
- 社団法人橘流恕学アカデミー 理事長 講師
- 東京都
- マナー講師
対象:婚活
- 舘 智彦
- (しあわせ婚ナビゲーター)
カンナ・プロジェクト@ミャンマー3校目
Thadama Gone Yi Nun School
2018年2月5日、ヤンゴンから2時間半ほど離れたバゴーの学校を訪れました。土日明けの月曜日、3校目の学校です。
この町は映画「ビルマの竪琴」でも有名な涅槃像のある町です。
ここの子どもたちです。ピンクの衣は尼さん、女の子です。
ミャンマーの寺小屋と言われる学校は寄宿舎でもあります。
こちらでは孤児を住まわせ学問も授けます。
全てが寄付で賄われています。
日本から寺小屋を寄付する人たちも多いと聞いています。
今回のミャンマーの話も、数年前にある方が寄付していることを聞いて、その方が里親してくださったカンナの球根をバトンしようと思ったのが始まりでした。
いろいろ知ると考えさせられることがあります。
こちらには約250人の子どもたちがいます。
朝の托鉢から帰ってきた男の子たちも合流してのカンナの講演です。小さい子どもたちの前に大きな子どもたちが立ちますから
見えないのではないかと心配になります。
それでも誰一人不平を言う子はいません。
僧院での戒律の厳しさをうかがい知ることができます。
でも、親のいない子どもたちがこちらで学べることは幸せなことですね。
かんなちゃんも宇宙から降りてきてくれて、カンナの球根のバトン式です。男の子の代表にも手渡しました。
女の子の代表にも手渡しました。
本当にこの子たちが幸せでありますように祈る気持ちでバトンをつなぎました。
カンナのミャンマー語は「ブッダンタランナンパン」、ブッダに言われのありそうな名前です。
この花を見ると幸せになれるという言い伝えがあることも聞きました。
少しでも多くの子どもたちに植栽に携わって欲しいと苦慮しました。
前に来れない後ろの子どもたちのところをかんなちゃんを持って一人一人回りました。
どんなことがあっても規律を守り動かずじっとそこにいる子たちだって、本当は見たいよね。触ってみたいよね。
なんていうのは私の勝手な思い込みでしょうか。
でもやはり私は気になってしまうのです。
一人一人に声をかけかんなちゃんを触ってもらいました。
やはり子どもたちは嬉しそうでした。
後ろに回って良かったですよね。
植栽も終わったようです。
全員で集合写真を撮りました。
この時も小さな子たちが後ろなので、少しでも見えるようにとしゃがんで撮影。
私は埋もれてどこにいるかわからないですね。(笑)
いよいよかんなちゃんとのお別れです。
規律を守る純粋で素直な子どもたち、僧院ならではの特徴も感じられます。
しかし、かんなちゃんを呼ぶ時ばかりは、
「かんなちゃ〜ん!かんなちゃ〜〜ん!かんなちゃ〜〜〜ん!」
みんな思い思いに、誰に促されるではなく大きな声で呼んでいました。こういうところは普通の子どもたちの姿です。
植栽した植木鉢を日の当たるところに設置しました。
花が咲いてくれることを祈ります。
そして言い伝えのように「かんなの花を見たら幸せになれる」
そう祈ります。お世話をお願いします。
看板は今回ミャンマーですっかりお世話になったTさんです。
この文章は通訳の方のおかげで子どもたちにも、こちらを訪れる人たちにも、その意味が通じますね。
本当にありがたいです。
後ろの方で見えなかった子たちがたくさんいたので、その子たちにかんなちゃんシールをプレゼントしました。
「ミャンマーの子供達に役立てて」と言って作ったシールを下さった友人Oさんからのかんなちゃんシールです。
Oさん、ありがとうございました。
昼食時間にお邪魔しました。
ここの子どもたちはたくさんの寄付者の方々に恵まれているようで、たっぷりの食事が用意されていました。
みんな残さずたくさん食べていました。
小さいクラスの子どもたちも本当によく食べます。
たくさん学んで、幸せになってください。
この子たちの幸せは何でしょう。
私たちの幸せは何でしょう。
どうしたら世界は平和になるのでしょう。
ささやかな活動ですがカンナをバトンします。
続く・・・・