- 藤原 文
- MAC行政書士事務所 代表行政書士
- 東京都
- 行政書士
対象:夫婦問題
- 佐藤 千恵
- (離婚アドバイザー)
- 阿妻 靖史
- (パーソナルコーチ)
産後クライシスと離婚相談②(靴下を脱ぎ捨てる夫は敵とみなす?!)
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・・・前回の続きです。
妊娠中、徐々に増えていた女性ホルモンの一つである
エストロゲンは産後一気に減少します
(私、妊娠中ずっと『世界はピンク色』だったのですがw
エストロゲンのおかげだったのかもしれませんね)
エストロゲンが減少すると不安や孤独を感じやすくなるそうです。
そんなの感じたくないわ、と思うのですが
不安や孤独を感じることで
「みんな、一緒にいて~一緒に子育てして~」
という欲求が強くなり、「共同養育」をするようになる。
エストロゲンの減少は「共同養育」のために
人類の進化の過程で確立されたものだそうです
生物学的には「子供はみんなで育てるもの」なのですね
またオキシトシンは愛情を深めるホルモンとして有名ですが、
(授乳時の幸福感ったらないですよね)
攻撃性を強める作用もあることが最近わかりました。
育児に非協力的な人を「攻撃の対象」とみなすそうです
(NHKスペシャルママたちが非常事態)
http://www.nhk.or.jp/special/mama/qa.html
例えば、
「夫が帰宅し、テレビの前のソファに腰をおろし
やれやれと靴下を脱ぐ」
ごく日常的と思われるこの行為が、
子育て中の妻にとっては
・夫がテレビの前に直行
(私が1日中子育てで大変なのにねぎらいの言葉もないの)
・ソファにどっかと腰をおろす
(私なんて子供抱いてずっと立ちっぱなしなんですけど)
・靴下を脱ぎすてる。
(それを洗濯機に入れるの私これ以上私の仕事増やすわけ)
とイラッとしてしまうわけです
私がこのお話しをすると
「そういえば、子供ができる前は全然気にしていませんでした。
出産後はそういうことで私が夫を敵とみなしてしまうのですね
夫に対してひど~いって思っていたけど、
ホルモンがそれを増幅させてたんだ
オキシトシン、恐るべしですねwww」
ここでちょっとでも妻に笑顔が出てきてくれると
その後のご夫婦の話し合いも円滑なものになっていきます
次回に続く・・・
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このコラムの執筆専門家
- 藤原 文
- (東京都 / 行政書士)
- MAC行政書士事務所 代表行政書士
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行政書士・夫婦カウンセラー・家族法務カウンセラー・現役塾講師として特に離婚の際のカウンセリング・公正証書の作成を通じ、法律面・精神面・経済面から多角的に「女性の自立・子育て・笑顔」をサポートしています。