不況を乗り切る - 虫歯治療 - 専門家プロファイル

河合 悟
医療法人ハート 樋口矯正歯科クリニック 理事長 院長
福岡県
歯科医師
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不況を乗り切る

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 9月のリーマンブラザーズ破綻以来、新聞、テレビには、減産、リストラ、倒産等々世界中が経済危機に直面しているとした記事が溢れています。麻生首相も、100年に一度の大恐慌がやってきたと叫んで、衆議院の解散を先延ばししたり、政治、経済全てが大慌てと言った感じです。
 まだ、まだ、一般国民への直接的な影響は少ないのではないかと思いますが、消費は一気に細り、デパートの売り上げは大幅減、衣料品も車も売れず外食もひかえられ、それがまた企業の業績を圧迫する悪循環が始まっています。マスコミの不況感をあおる大騒ぎが、経済の悪循環を一層後押ししている気がしてなりません。
 しかし冷静になって、ここ数年の世界の経済状況を見てみると、また違った一面が有る事に気づきます。例えば、日本を代表する大企業トヨタは、このところ世界中の工場で大幅な減産とそれに伴うリストラを行うと発表していますが、一年前の新聞には何て書いて有ったか思い出してみてはどうでしょうか?2008年は生産規模が1,000万台を突破し、GMを抜き世界最大の自動車会社になる。生産規模の拡大が急で世界中への兵站(生産原料や機会等の設備の補給活動)や生産技術者の不足が一番心配と書かれていました。 また世界の工場と言われる中国も、輸出減で工場の閉鎖が相次ぎ、株価も暴落していますが、ここ数年は目標成長率である8%を大きく越える成長で、どうやって経済を減速させるかが大きな問題と言われていたぐらいです。中国が急激に経済成長し、世界中の資源を飲み込む事で、原油や鉄鉱石を始とした資源の価格が暴騰し世界の経済が混乱におちいると言われていたのはついこの間。
 つまりよく考えれば、トヨタも中国も世界中が成長を先食いしただけの事。今は、先食いした成長の反動で、一時的に停滞しているに過ぎず、結局平均すれば一定の経済成長をしている事になるのです。過去のどんなに厳しいと言われた不況も、数年後には必ず好況になっているがその証拠。1929年の世界大恐慌でさえ、数年後には世界経済は成長軌道に乗ったのですから。
 そこで不況を乗り切るにはどうしたらよいかと言う事ですが、これはもう基本に立ち返る事以外にありません。個人、企業に関わらず技術や能力に一層の磨きをかける努力をする事です。景気がよくて忙しかった時には、中々取れなかった時間が有る訳ですから、その時間を有効に使って自身の持つ能力を一層高める訳です。個人であれば残業が減って給料が下がったと愚痴を言い合い憂さ晴らしをするのではなく、残業が減って出来た時間を自己の研鑽に使うのです。企業に於いてもリストラして大切な人財を失うのではなく、時間的な余裕がある今こそ、従業員の教育力を注ぐべき時なのです。
 売上が落ちあるいは給料が下がり経済的には大変な時でしょうが、目先のお金にばかりこだわっていては明日の成長はありません。不況の次には好況が来る事を信じ、今は力を蓄える時、準備の時間を与えられたと考える、このポジティブシンキングこそが不況を乗り切る秘訣ではないでしょうか?
 勉強も仕事も企業の業績も皆同じ、努力は必ず実ります。目先の利益に一喜一憂することなく自分を高める努力をする事が大切です。
 私のクリニックもご多分に漏れず、10月から新しい患者さんの数が目に見えて減ってきています。そこで先日、久しぶりにスタッフミーティングを開きました。私がスタッフに伝えた事はただ一つ。「患者さんが減って時間に余裕が出来たら、その分一人一人の患者さんに付ける時間が増えた訳だから、一層丁寧に出来る限りの事をして欲しい、それがきっとまた患者さんが来てくれる事につながるのだから。」
 今後もスタッフ一同、初心に立ち返り頑張ります。

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