ひるまだより24号発行のお知らせ - 虫歯治療 - 専門家プロファイル

晝間 康明
ひるま矯正歯科 院長
歯科医師

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対象:一般歯科・歯の治療

赤岩 経大
(歯科医師)
赤岩 経大
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閲覧数順 2024年04月17日更新

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ひるまだより24号発行のお知らせ

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ひるま矯正歯科からのお知らせ ひるまだより
 こんにちは,東京都立川市ひるま矯正歯科の晝間康明です.

 ひるま矯正歯科では2ヵ月に一度ニュースレターとして「ひるまだより」を発行しております.
 ひるまだよりは2005年の一月に創刊し今回で24号となります.

 現在では毎月約1000部の配布を行なっており,多くの患者さんから「楽しみにしています」といわれております.2ヵ月に1度とは言えこれだけ多くの方にお配りするのでいい加減な内容にはできません.発行前に思っていたよりも記事の作成にかかる負担は大きいですが,多くの患者さんの「楽しみにしています」の言葉が支えとなり発行を続ける事が出来ました.

 ひるま矯正歯科は今年で開設30年となります.今号から3回にわたり「回顧録」として開設当時をふり返り,ひるま矯正歯科のこれまでの変遷を院長がお伝えしていきます.

 ひるまだよりはバックナンバーも含めて下記ページからダウンロードが可能です.
 御興味のある方はご覧下さい.

ひるま矯正歯科ニュースレター・ひるまだより http://www.hiruma.or.jp/html/newsletter_top.htm



~ひるまだよりより転載~



 8020運動

 8020は「はち・まる・にい・まる」と読み、8020運動とは「80歳になっても20本以上自分の歯を保とう」と啓発する運動です。80歳で20本という理由は、親知らずを除く28本の歯のうち少なくとも20本以上自分の歯があれば、ほとんどの食物を咬み砕くことができ、おいしく食べられるからです。確かに20本以上の歯を持つ高齢者は、それ未満の人に比べ活動的で、寝たきりとなることも少ないという報告が沢山あります。

 この運動は、平成元年に時の厚生省と日本歯科医師会が提唱して始まったもので、今年で20年になります。厚生労働省の最新(平成17年)の調査報告によると、80歳の日本人の平均歯数は10本、80歳で20本以上自分の歯を持つ人の割合は24%、つまり4人に一人となっています。

 目標にはまだまだの数値ですが、この20年の歩みは、平成5年、11年、17年と見てみると、80歳の日本人の平均歯数は6本→8本→10本に、80歳で20本以上自分の歯を持つ人の割合は11%→15%→24%にと、欧米や北欧と比べると数値はかなり落ちますが、運動の実績は着実に上がっていることが分かります。歯の先進国との差は、歯科における予防(ケア、メインテナンス)システムと国民意識の違い(高さ)にあります。

また、日本の保険制度は病気に対する補償保険で、予防には適用されないため歯科予防のシステムが成り立ちにくいという背景があります。成人が歯を失う一番の原因は歯周病で、日本人成人の8割が罹患しているといわれていますので、8020を達成するには歯周病の予防を徹底することがすべてともいえます。そのためには日本の歯科医療はどうあるべきか、それをふまえてひるま矯正歯科が今取り組んでいることは何か。これについては「ひるまだより」18号の「マルメだより」と、21号の「ヒューストンだより」に詳しく書かれていますので、ぜひ再読してください。