参拝中に母が倒れる・・・「成功は自分のためではない」

新年明けましておめでとうございます

皆様にとって、素晴らしい一年になりますようお祈りいたします。

元旦の昨日、

母が倒れました。

京都からひきとった認知症の母と、

大晦日の夜はすき焼きをかこみ、

元旦はのんびり、高校生の娘と母とともに、

大宮にある氷川神社に初詣に向かいました。

母は、体は丈夫で、

生涯スポーツを楽しんできた人なので、

最近は、ホームで体を動かすこともできず、

私とたまに出かけて、歩くことを楽しみにしているのです。

昨日も、大宮駅から氷川神社までの道のりを

「ええ運動になるなぁ」

と言いながら歩いていた母。

参道に入ると、元旦ということもあり、

交通規制があるほどの混みよう。

参拝を待つ大勢の人の列に並んでいました。

母は迷子にならないように、娘のバッグを握りながら。。。

そしたら、

後ろの見知らぬ人が、

「お母さんが、お母さんが」

と叫ぶのです。

母は、後ろの人にもたれかかるように、

意識をもうろうとさせ、倒れ込んでいました。

立っていられない母を、

抱きかかえ、

「お母さん、お母さん」

と呼んでも、返事がありません。

近くにいた方々が、

脈をはかってくださったり（この方はたぶん医師）、

救護を呼んでくださったり、

多くの人に助けられました。

娘が、とっさの判断で救急車を呼んでくれ、

救護室からすぐに救急車で運ばれました。

母の、体温がみるみる下がり、

「このまま母は・・・」と不安がよぎりました。

病院に向けて救急車は

発車しましたが、

元旦の神社近くの道路は、

車で大渋滞しています。

サイレンを鳴らした救急車を、

警備の人、他の車のドライバー、

みんなで道路をあけて、

協力してくださる姿を救急車の中から見ていて、

涙が溢れました。

多くの人に助けられている。

「お母さん、助かって・・・」

間も無く、病院につき、

検査と治療をしていただき、

母の容態は落ち着きました。

意識もしっかりしてきて、

「悪かったなぁ、せっかく忙しい中、連れて行ってくれたのに」

と私と娘を気遣う言葉を言うのです。

認知症とは思えないほど、

人を思いやれる母。

「なにを言っているや、びっくりしたね・・・」

と私が言うと、

「うん、びっくりした」

といつものようにかわいらしく笑っていました。

母をひきとり、

私には、また一人子どもが増えたような感じです。

この母がいたから、

「今の私がいる」と感謝しています。

母は一生仕事をしながら、私を育ててくれました。

７７歳、認知症になり、

京都から、埼玉に引っ越してくる日、

叔母（母の妹）に、

私がメイク協会の代表であること、

私の仕事の内容を話していたら、

母は、

「自分にそんな手伝いできるかなぁ」と

心配しながら言っていました。

ディサービスに毎日通っていた時も、

働きに行っているのと勘違いをしていました（笑）

「生きるために働く」

という意識を、母はいつも持っているんだと知りました。

働きながら私を育て、懸命に生きてくれたんだと、

感謝しかありません。

私は、７年前から、

選択理論心理学や、

目標達成、成功への技術を学んでいます。

（本当に望む人生を生きるための、「メイク」を確立するために、

学び続けてきました）

学ぶ中で、

成功の一つに、

「経済と時間の自由を手にいれる」

というものがあります。

これについては、

自分の中で、なかなか理解できないでいました。

お金はそんなにほしいと思っていない。

私が求めているのは、

人から喜ばれること「やりがい」だ。

と思っていたし、

時間についても、

「私は忙しいくらいが好き」

スケジュールがいっぱいなのが、私の生きがい（笑）

と思っていました。

メイクレッスンを一日２レッスン、

毎日やりつづける日々が私の自慢でした（笑）

それで、何度かカラダもこわしましたが・・・

「成功」という言葉についても、

なんとなく自分ごとではなく、

傲慢な言葉だと感じている自分もいました。

だけど、今ようやくわかりました。

成功は自分のためではない。

For me…自分のため

と自分にしか意識が向いていない人にとっては、

成功は、傲慢。

今の自分をはぐくんでくれた

人や環境、すべての経験に、

感謝の気持ちで恩返しがしたい人にとっては、

「成功は愛」

私はまだまだ自分本位だったんだと、気づく。

お金を得ることも「愛」

時間を得ることも「愛」。

母にまた、

いつなにがあるかわからない。

だから、いつでも対応できる人になる。

協会のメンバーが、

常に安心して活躍することをサポートできる人になるために

私は生きる。

「縁ある人を幸せにするために、成功する。」

２０１７年の元旦に、

誓った言葉です。

初詣はできなかったけど（笑）

成功とは「愛」

自分を愛してくれたすべての人への恩返し

２０１７年、

私は、大切な家族、

大切な一般社団法人 日本セルフプロデュースメイク協会の仲間とともに幸せになるために、

「成功への道」を生きると決めました。

あなたの大切な人のために・・・

ともに「成功への道」を生きましょう。

ただいま、

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