- 岡村 奈奈
- ウエディングプランナー
- ウェディングプランナー
対象:結婚式
- 土谷 典子
- (ウェディングプランナー)
- 岡村 奈奈
- (ウェディングプランナー)
2013年9月のインタビュー記事。
(シート取材だから自分で書いた)
ブライダル誌に、結局載らなかったもの。
消すのもなんだかと思って取っておいた未公開記事も、
そろそろ時効でしょう。
2年経っても、言ってることも文調も変わってなくて、
いいような わるいような だなと。
直したいところもあるけど、あえて、そのままで。
◆フリーランスのウエディングプランナーのパイオニアとして
もともと、自分の性格や思い描くライフスタイルから「フリーランス」になりたかったので、何のフリーランスになろうかと考えたのが始まりでした。当時、結婚式には出席したこともほとんどなく、いいイメージもわるいイメージもなかったのですが、
専門職が集まってクリエイトしているのが音楽の現場に似ていそうだし、お節介な性格も結婚する幸せなカップルには煙たがられないのではないかと思って、「職業として」ウエディングプランナーを選びました。
私がブライダルの仕事を始めた十数年前は、ちょうど今のようなウエディングのスタイルになる少し前で、
結婚式場に来られるカップルの優先される希望は、お日柄のよい日時の空き状況や天井の高さ、バージンロードの長さなどがほとんどでした。
伝統的な決まりごとや縁起を担ぐものを最大限取り入れていましたから、そういうことを先輩方から教わって少しずつ「説明できること」が増えていくのがとても楽しかったですね。
しばらくして「オリジナリティ」「アットホーム」といった、今では当たり前のキーワードが斬新なアイディアとしてもてはやされる時代になり、経験の有無でも、一方的にプランを提供するのでもなく、ウエディングプランナーが「一緒に考える」「一緒に動く」ということが重視されるようになりました。
お節介な性格は新郎新婦に歓迎されましたし、想像していた以上に楽しい仕事でした。
つづく。