第7回 ホームページを集客に役立てる準備とは - ITコンサルティング全般 - 専門家プロファイル

村本 睦戸
ホロデックス 
石川県
ITコンサルタント

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村本 睦戸
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閲覧数順 2024年05月01日更新

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第7回 ホームページを集客に役立てる準備とは

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時給177円の24時間働く営業販促マンを育てる方法
最近、世の中の不景気感もあって、企業にとっては、広告費や販促費が削減され、少ない営業経費でどうやって利益を確保するかが大きな課題となってきました。

こんな中で、ますますクリエイティブ(販促や広告のツール作成費・制作費)が削減の対象となっており、自力でなんとかしなくてはならない傾向が強くなってまいりました。

ホームページやSEOに関する営業電話も、制作会社さんや広告代理店さんからバンバンかかってくることと思います。

もし、貴社がすでにホームページを持っているのであれば、自力でなんとかするのがベストだとわかっていながら、何から手をつけてよいのかよくわからない・・・といった状況がおきがちではないでしょうか?



** ・アクセス解析で現在のホームページがどこでお客をロスしているかが、わかる

この点をチェックしてください。
多くは、
・「アクセス解析」って何?
・データは取っているらしいけど?
・システム担当者もよくわかってないのか、何を説明されているのかわからない
・何を聞けばいいのか基準がわからない?
・分析結果を見て、どう行動すべきなのかわからない

といった疑問をお聞きします。

***アクセス解析は、来店のお客さまの様子をチェックしている営業マンの目です。そこからはき出されるデータは、営業マンの報告書です。

しかもこの報告書は24時間閲覧できて、日別・時間別などでお客さまの来店(ホームページを見ている様子)率なども事細かに記述されているのです。

この「データを活かさずば、明日の戦略は成り立たない」のです。



** ・アクセス解析の見方

***まず、用語になれて下さい。
大事な用語は、まず5つからスタートです。
・ページビュー(トータルアクセス)
・ユニークユーザー(訪問者とかユニークアクセスなど)
・直帰率
・コンバージョン
・参照元

です。

翻訳すると・・・
・ページビュー=>来店のべ人数
・ユニークユーザー=>来店者数
・直帰率=>店先で返ってしまう人数
・コンバージョン=>来店者のうち資料請求やお問い合わせ行動を起こした人の数
・参照元=>来店するひとつ前の他店の名前

あとの用語は、アクセス解析をしていく内に出てきたら、ネットで検索すれば出てきます。ネットの用語であれば検索すると沢山でてきます。


***次に大事なのは、見るポイントです。

***・アクセス傾向:日別、時間別のページビュー(アクセス数)とユニークユーザー数をチェック
 このことで、現在のホームページからお客さまはいつ情報を取得する傾向(来店する傾向)にあるかがわかります。この傾向を元にホームページの内容更新のタイミングを計ったり、イベントを計画したりします。

***・ホームページの内容に新鮮さチェック:リピータと新規の割合
 自分の会社の営業戦略的に、ホームページからどの程度新規顧客をゲットできるかの調整指針になります。新規アクセス数の率が減れば、ホームページの内容に目新しさや訴求力がないのではないか?ということがまず考えられます。

***・アクセス数トップ10のページ
***・アクセス数ダウン10のページ
***・アクセス数トップ10のキーワード
***・アクセス数ダウン10のキーワード
 以上で、ホームページの情報のどこにどのようなキーワードで惹きつけられているか、芽があるかないのか?という「ウケルネタ」の研究や調整、計画を立てられます。お客さまにアンケートを出して、集計して・・・という行為をしなくても、ほぼリアルタイムにデータが取得できます。この分析に合わせて、販促計画や営業トークなどを連携させるなどの、新しい企画も考えられるのではないかと思います。

***・コンバージョンレート、直帰率:お客さまにとってクロージングできる情報は何か?クロージング力はどの程度か?
 ずばり、そのホームページがネットだけでどの程度役立っているかの指針になります。
 というのは、お客さまは普段の疑問やちょっとした問い合わせ資料集めなどは、広告や営業マンや店舗で知るより、ケータイを含めたネットなどで仕入れて、知り合いでその情報の価値担保をとり、電話や来店で人と話して「背中を押されて」ご購入という行動がほとんどです。

なので、ここの率で、現在自社製品あるいは、同等製品の資料収集(見込み客)の数や流れが指針となるわけです。資料請求ページなどで、直帰率が高ければOKですが、それ以外のページで直帰率が高いのであれば、店舗の流れがよくないので、店舗レイアウト(ページ構造やデザイン、文章など)の見直しが必要です。



** ・グーグルアクセス解析

今まで述べてきたような役割を持っているのが「アクセス解析」なのですが、このデータを取っていない。あるいは、とっていても店長や営業マネージャーは、あまり関心を持っていなかったり、役立てていなかったりします。
***「せっかくホームページというネットの新人営業マンを雇ったのに、放置しておいて育てていない」
ということと同じで、もったいない場合が多いのです。

「アクセス解析」は、ホームページを作ればもれなくできる・・・というものではなく、やはり、作業準備と日々のチェックという作業が必要です。

見やすい報告しやすい画面表示をするサービスは、限られています。

無料でおすすめなのは
「グーグル」のアクセス解析です。

どのホームページにも恐らく適用可能です。スタッフが「ホームペーにタグを埋め込む」という作業で可能です。この作業をしておけば、SEOを専門家に頼まなくてもある程度自力で、ホームページの改修の指針ができますし、SEO業者に頼むときにも「チェック機構」ができるので、いいなりになる・・・ということもなくなります。



** ・現実の営業とホームページの営業を連携させましょう。

*ポイントは、せっかく持っているホームページあるいはこれから作成するホームページを現実の世界と連携させて活用することで相乗効果を生むことにあります。


***現実とネットの相乗効果ポイントのご相談はホロデックスまで