イヤイヤ期の3つの対処法、その1【ダメって言っていませんか?】 - 家庭学習・教育支援 - 専門家プロファイル

広瀬つみき
つみきカレッジ 代表
2歳3歳専門の子育てアドバイザー

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大澤 眞知子
大澤 眞知子
(カナダ留学・クリティカルシンキング専門家)
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閲覧数順 2024年04月23日更新

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イヤイヤ期の3つの対処法、その1【ダメって言っていませんか?】

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おはようございます、広瀬つみきです。
今回から、イヤイヤ期の対応法をお伝えしていきます。


その前に、イヤイヤ期というのは、なにか?

ということを簡単に書きますね。

イヤイヤ期というのは、「自我」の現れと言って、「自分で決めたい」とか、

「自分でやりたい」もしくは、「やりたくない」というのを表現できるようになるというしるしでもあるんですね。
赤ちゃんの時期は、おっぱいをあげたり、おしめを替えたり、ご飯を食べさせたり・・・と、
子どもの世話をしていればよかったのですが、言葉が出てくるようになると、

子どもも意見を主張してくるようになります。

ここでの親の接し方によって、お子さんは、
「自分で自分のことができる」
「我慢でき、人に譲ることができる」
「自分で決めることができる」
ようになります。


逆に、
「ダメ!」
と禁止をしすぎたり、

「なんで言うことを聞かないの!」
と怒ってしまったりすると、(私もしてしまうこともあるんですけどね・・・(^_^;))
萎縮してしまい、


「自分に自信がもてない子」
「言われないとできない子」
「いつも親のご機嫌をうかがってばかりで、将来も、人のご機嫌をうかがってばかりの子」


になってしまいます。

大げさではなく、この時期に、「親」がきちっと「イヤイヤ」を【理解】し、【考えて】言動することによって、
お子さんが社会に出たとき、
「自分のことが自分ででき」
「決断力があり」
「相手を思いやる心をもった」
ステキな大人に成長するのです。


また、思春期には、親と対立することもあるでしょう。

でも、この時期から、子どもというものが、どういう考え方をしていて、

それに対して、親がどう接すればいいのかを知っておけば、

思春期になっても、困ることはありません。

本日は、第1回目なので、基本の基本をお伝えします。
この、基本の基本は、3つあります。
今日はその1つ目です。

==========

【その1】オウム返し

==========

例えば、お子さんが、
・ピーマン食べたくない~
・仮面ライダーのおもちゃ買って!
・帰りたくない~
などとを言ったとき、なんと言いますか?

「ダメ!食べなさい!」


ですか?


過去に私が行ったセミナーでは、みなさんに「子ども役」と「親役」に分かれてもらい、

「子ども役」の方には、「イヤイヤ」をしていただき、「親役」の方には、

「それにどうやって対処するか」ということをやっていただきました。
すると、面白い答えがありました。


あるパパなのですが、
「仮面ライダーになってあげるから帰ろう!」
というのです。優しさがあふれている、楽しい答えでした。


とにかく、なんとかして、やめさせたい、と思いますよね?
だから、
「食べなさい!」
とか、
「ダメ!」
とか
「買いません!」
とか言ってしまうのですが、
そうやって言うと、余計に泣かせることになります。

あなたにも経験がないでしょうか?

では、どうすればいいのかというと、
例えば、
「ピーマン食べたくないー」
だったら、
「ピーマン食べたくないよねー」
と返します。

「おもちゃ買ってー」
なら、
「おもちゃ買って欲しいんだね」
と返します。

「帰りたくなーい」
なら
「帰りたくないんだ」
と返すのです。

一度、「受ける」ことが大切なポイントです。
否定をするのではなく、お子さんが思っていること、

主張していることに「のっかって」、同じことを言ってあげてください。


子どもの気持ちをくまずに、「ダメ!」
と言ってしまうと、子どもからすれば、「なんでーーーー???」となり、

余計にイヤイヤを激しくしてしまうのです。

同じことを言う、それが「オウム返し」です!
ママとしては、「ダメ!」
と言いたいところですが、そこをぐっとこらえて、とにかく、同じことを言ってあげてください。



「そんなことを言ったら、子どもを甘やかすことになるんじゃないの?」
と思われました?



では、逆の立場で考えてみましょう。

続きは次回!


最後までお読みいただき、ありがとうございました!







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