ホームページのパフォーマンスを上げるには -1 - ホームページ・Web制作全般 - 専門家プロファイル

田村 雅
株式会社アイキューブドシステムズ 執行役員室長
Webプロデューサー

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閲覧数順 2024年04月23日更新

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ホームページのパフォーマンスを上げるには -1

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HP活用術

ポイント1 自主性をもつ


SEO、ユーザービリティー、Ajaxという言葉とともに、ホームページの製作では、「HPのあり方」、「製作方法(プロセス)」、「技術」など、配慮する点が多くなってきました。単に情報が載っていればいいという情報はとうの昔に終焉し、現在では情報があふれるなかでいかに「ニーズをもったユーザーと自社のHPを結びつけるか」というのが重要になってきています。

その点においても、知識・ノウハウのもっている製作者とそうでない者とでは「成果物」の効果が大きく異なることは明らかな時代になり、製作・コンサルティングで支援を受けるのは最大限の効果を上げるための有効的な手となっています。

ただし、支援を受ける場合においても一番重要になるのが、「自分たちが行う」という自主的な姿勢をもてるか、どうかです。

当然、製作会社ではきれいな形にまとめる、整理するといったことはそれほど問題なく行えます。ところが、初めに述べたように、いまHPでは「戦略」が重要となり、製作会社主体ではそれは作りえない(本当の効果を得るものという意味で)ものとなります。

たとえば、会社の半年後のビジョン、現製品、サービスの展開など、支援する製作会社が作ることができるでしょうか?

技術、見せ方など、大部分で任せていいところはあります。ただし、「半歩自分たちは前を行き、製作・支援会社を導いていく」という姿勢をもてるかどうかで、ホームページの製作・運営の成果は大きく変わってきます。「製作は任せれば大丈夫」という他人行儀な姿勢では、きれいな形、外見にはなっても、中身が薄っぺらな、または会社の成長に合わないコンテンツとなってしまいます。

この点が一番といっていいもいい、重要なポイントとなります。


ポイント2 更新ツール(CMS)を利用する


企業でHPを運営する上で、「自分たちで更新できるように」と望まれる方は多いと思います。素早い更新、情報発信というのは非常に有効な点で、「自分たちで更新できるツール」というのは大きなポイントとなります。

CMS*1の中には、高価、機器の準備が必要というような、ハードルの高いものもあります。ただし、WordpressやMovable Typeといったもので(両者はややブログツールの色合いが強い)、費用を抑えながらも効果的なサイトを作ることもできます。

また、日本ではまだそこまでなじみは薄いがMODxという、2007年のCMSアワードを獲得したソフトウェアもあります。このソフトは非常に柔軟性に富んでおり、また、初心者から上級者まで幅広い人への対応にも優れています。何より、オープンソースという特性を生かした価格メリット、およびプラグインなどの拡張性の高さが大きな魅力となっています。日本でも書籍や解説HPも目立ってきており、導入もしやすくなってきています。

これらCMSを前提にしたホームページを作成する、というのも、パフォーマンスを上げるためのひとつのキーファクターとなっています。

余談ですが、弊社ではMODxをベースにした「NYokki」というサービスも提供しています。現存するWebサーバの環境に依存することのない利用が可能(サーバ移管や機器の準備が必要ない)なASPタイプというのが特徴で、それによる価格メリットがあるサービスです。ご興味のある方は、お問い合わせください。
*1コンテンツ・マネージメント・システムの略で、コンテンツを一元管理し、編集・更新作業を楽にできるソフトウェア