◆安心と拒否 - インテリアコーディネート全般 - 専門家プロファイル

石井 純子
Office-j 
埼玉県
インテリアコーディネーター

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閲覧数順 2024年04月23日更新

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インテリアコンサルタントの石井純子です。
ライフオーガナイズからインテリアコーディネートまで、ステップに応じてアドバイスしています!







「私もADD(注意欠陥障害)かADHD(注意欠陥・多動性障害)ではないかと思うのですが…」



最近、ご自分からそう仰る方が増えてきました。


情報を得ることが簡単になって、便利になる反面、不安になることも多くなりますね。



ADDやADHDに限らず、これまでは子どものものと思われていた発達障害とも呼ばれている症状が、実は大人にも少なくないということは事実です。


そして、症状として「整理整頓が苦手」であることも多いと言われています。





ですが、これらの診断は専門医でなければできません。


自分で勝手に判断することは危険ですし、ましてやライフオーガナイザーのメンバーも、診断はできません。


気になる方は診断ができるチェック項目などを参考にされても良いと思いますし、可能であれば診断を受けてみることも良いかもしれません。



このような発達障害と呼ばれている症状が原因で、空間が乱れ、生活の質が落ちている方々をサポートする専門家が、ライフオーガナイザーにも存在します。


一般的な片付けや整理収納の手法では、ほとんど効果がないからです。


興味のある方は、協会HP もご覧くださいね。



ただ、このように「症状名」や場合にっては「病名」が付くことで、人によって反応が分かれます。



安心する人と拒否する人。



安心する人は、


「だから今まで大変だったんだ」


「症状名がわかれば、対処法もはっきりして、治療やカウンセリングなどで治せるかもしれない」


と、比較的前向きに考えることが多いようです。


「知る」ことで分からない不安からは逃れられます。


おかしな言い方ですが、所属意識が芽生えることもあるのかもしれません。




一方で、拒否する人は、


「私に限ってそんなはずはない」


「決めつけられて不愉快」


と、どちらかといえば意固地になる感じ。




同じ事実でも、受け入れることで安心できる場合もあれば、受け入れずに拒み続け、引くに引けなくなることもあるかもしれません。



受け入れすぎて甘えてしまう場合もあるかもしれませんし、拒否することではねのけるパワーになるかもしれません。



どちらが良い反応かは分かりません。



ただ、その反応も自分で選択した「思考」だということ。




ですが、両方を緩く受け入れても良いのかなとも思います。




私も「緩く」ということが苦手でした。


白黒はっきりさせなければ!と思うことが多く、そんな思考でずっと生きてきました。



でも、緩く中間をいくことで、ラクになって、不機嫌にならずに済むのであれば、それが何よりです。


自分の思考を変えるのは、自分しかできないですからね。




年度末最後の一日。


どうぞ良い一日をお過ごしください。





今までの片付けや整理収納で上手くいかなかった方。

まずは緩く学べるこちらからどうぞ。

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