- 清水 康弘
- 株式会社参創ハウテック 代表取締役社長
- 工務店
対象:新築工事・施工
本日は一年に一度の重量木骨プレミアムパートナーの総会が仙台で行われる日ですが、出席せずに東京にいます。
もちろん気の置けない仲間がたくさんいますので、仲間に会いたいのはヤマヤマなのですが、当社が目指すところとNCNさんが供給メーカーとして工務店に求めることが、少しづつ乖離し始めてきていて、その場にいる意味と根拠を見出せなかったからです。
今後も僕らの目線でSE構法(重量木骨)を継続していきたいと思います。
ある人が僕にこう言ったことがあります。「清水さん、工務店は文化ですよ。」
その時は「この人何を言ってんだろう?」くらいにしか思いませんでしたが、つぎのような出来事がありました。それはekreaショールームで行われたお雛様展での出来事です。
1/30(金)よりショールームギャラリースペースにて開催されていたル工房・都留ヨウコさん主催の第4回お雛様展。
3月初めに無事に終了しましたが、そこであった出会いをご紹介します。
次からは、塩田店長がHPに掲載している文章をそのまま転載します。
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【お手紙】
朝、ショールームにお掃除に行った時、入口のシャッターにお手紙が置いてありました。
以下、お手紙の抜粋です。
「勤務を終えて長いだらだら坂を自転車を押してこのお店のショーウィンド越しにさり気なく花がさしてあったりするといやされます。しかもこの度はひなづくし。 (中略) 思わず自転車を降りてしみじみ魅入ってしまいました。古くから伝わっているものはスゴイ。 (中略) これからもこの店のウィンドを通るのを楽しみにしています。いつもありがとうございます。 ウィンドファンより」
2年前にショールームを改装した時、キッチンだけではなく、暮らしを豊かにしてくれる物や情報を発信する場として作ったギャラリースペース。
毎週生けかえていただいているショールームのお花も、楽しみにしてくださっている方がいることがわかり本当に嬉しく思いました。
これからも「ウィンドファン」が増え、近隣にお住いの方の癒しの場となるようOB様はじめ、色々な方のお力をお借りしてショールームをつくっていきたいです。
【ひな人形と記念撮影】
平日のお昼、お着物を着ておめかしをした女の子と、お母様が「すみません・・・」とお店に入っていらっしゃいました。
「お店の前を通ったらひな人形が素敵で。うちは大きなお雛様が置けないのでここでひな人形と一緒に娘の写真を撮らせてもらっていいですか?」とのこと。
ひな人形と一緒に笑顔でお写真を撮っているお母様とお嬢様の姿がとても微笑ましく素敵な光景でした。来年もぜひ写真を撮りに来ていただきたいです。
他にもいろいろな出来事がありましたが、期間中多くの方にご来場いただきましたことをスタッフ一同心よりお礼申し上げます。
そして何よりも企画をしてくださったル工房・都留ヨウコさん、ありがとうございました。
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工務店が文化だというのなら、多分、工務店は地域社会の交差点のような場所で、そこでいろいろな出会いが文化を生み出すのではないでしょうか。