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前回の男女差別の問題で思い出しました
私の子育てでもあったんですよね~。
「差別の芽 」と対峙したこと。
娘が通っていた幼稚園はカトリックの幼稚園でした。
その頃住んでいた場所は人口の約10%が外国人(ブラジルからの方が多かったです)
という国際色豊かなところ
その街のカトリックの幼稚園ですから、園児の1/3は外国の子供たちです。
私は小さい時から異文化に触れられる環境をとても気に入っていました
ただ、文化の違いから日本VSブラジルという住民同士のトラブルが所々であったのは事実
幼稚園のシスターが生活習慣などでブラジルの園児を指導することもあったようです
あるとき娘がこんな一言を。
(娘)「Rちゃんはブラジル人だからダメなんだよ。」
(私)「は」
「だってみんなそう言ってるもん」
「みんなって誰?言っとくけど、私はブラジル人だからね
だからあなたもブラジル人」
「うそ」
「ホント私の濃い顔みたらわかるでしょ
Mちゃんのお母さんに『日本語話せますか』ってきかれちゃったよ。
長い間日本にいるから話せるけどさ~」
「私のパパは」
「もちろんブラジル人。毎日リオのカーニバル状態の明るい性格してるじゃない。
だからあなたは正真正銘ブラジル人だからねっ」
・・・それから娘が「ブラジル人だから・・」と口にすることは二度とありませんでした。
きっと「人を決めつける」ということがどういうことか気づいてくれたのだと思います
なお、私がブラジル人という件については未だ娘に撤回していません
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このコラムの執筆専門家
- 藤原 文
- (東京都 / 行政書士)
- MAC行政書士事務所 代表行政書士
法律面・精神面・経済面の3つの視点からあなたをサポート
行政書士・夫婦カウンセラー・家族法務カウンセラー・現役塾講師として特に離婚の際のカウンセリング・公正証書の作成を通じ、法律面・精神面・経済面から多角的に「女性の自立・子育て・笑顔」をサポートしています。
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