「第1回児童・学生イラストコンテスト」の告知活動を進めています

現在、2015年1月～3月に作品を募集する「第1回児童・学生イラストコンテスト」の告知活動を進めています。

まずは自分の出身校である中央大学、東洋美術学校、國學院高校などに告知のご協力をお願いし、ポスターやチラシを置かせて頂く事ができました。
同様の方法で自分の子供達の出身校や在学中の学校、また、同じ日本イラストレーター協会のメンバーで出身校を紹介してくれるなどのご協力をしてくれる他の会員さんもいらっしゃったので、次々にアプローチしていき、ほぼ全ての学校にご協力頂けました。

知り合いの紹介も尽きた為、どうしようと考えたのですが、図書館から「全国学校総覧」という本を借りて来て、1日20件位ずつ各学校に電話をかけて告知のご協力をお願いする事にしました。
この「全国学校総覧」という本は全国の幼稚園から大学まで全ての学校が掲載されており、昔の電話帳のような厚さです。
他にもやる事がありますので1日20件前後しか電話はできません。
作品募集の締め切り日まで毎日電話をかけても10分の1もかけられるかどうか、という感じです。

もちろん最初に教育委員会に許可を取って全校に一斉に告知できないだろうか？とも考えました。
そこで都庁にある東京都教育委員会に電話をかけてみたところ、教育委員会としては「許可」というものは行なっておらず、何らかの形で関わるとすれば「後援」だそうです。
しかし、教育委員会の「後援」 を頂くには相応の実績が必要になります。
この「児童・学生イラストコンテスト」は第1回ですので、当然実績はありません。
2回目以降は実績を作って「後援」をお願いするつもりですが、今回に限っては各学校を直接当たるしかなく、このような方法を取っています。
しかし10月7日現在で約160校に電話をかけ、そのうち約130校にご協力を頂いており、各学校のご理解に深く感謝をしています。

学校と一口に行ってもいろいろな学校があります。
「たいへんですね。頑張ってください」などと言葉をかけてくださる副校長先生もいらっしゃる（こうした事案はどの学校も概ね副校長先生が窓口になられるようです）かと思えば、「教育委員会を通してください」などと断られるケース、地方の学校などは電話に出た事務ご担当の方が一存で「良いですよ。送ってください」などと人間味あふれるご返事を頂けるケースなど、電話を掛けるたびに様々な対応を経験できるので、今では1日のうち、この電話をかける時間が楽しみにさえなってきています。

ともあれ、好意的に協力してくださる学校の先生方のご好意に報いるためにも 、頑張って更に告知活動を続けていきたいと思います。