50歳からは人生を楽しむ家づくり   1 - 各種のリフォーム・増改築 - 専門家プロファイル

小林 裕美子
ストゥーディオ ステラ 一級建築士事務所 
東京都
建築家

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対象:リフォーム・増改築

森 幸夫
森 幸夫
(代表)
木下 泰徳
(アップライフデザイナー)

閲覧数順 2024年05月04日更新

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50歳からは人生を楽しむ家づくり   1

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このコラムは私のHPに連載しているものです。タイトルの「50歳から・・」の理由は、子供や仕事などの環境が若い人たちより自由になっている年齢なので、よりフレキシブルな発想で楽しく良い家作りが出来るのではないかと思ってつけました。だから勿論もっと若い人たちにも同じ様に考えていただき、皆様の家作りに少しでも役に立てば嬉しいと思っています。

 はじめに

あなたは現在どんな家に住んでいるのでしょうか?

子供たちのために陽の当たる一番良い部屋を提供し、ご夫婦は小さな寝室だけを占有して、

書斎もワークルームもオーディオルームも・・・欲しかったあれこれを我慢したまま50代を

迎えたのではありませんか?子供達が家で過す時間が長い小、中学生の頃は、健康のためにも

精神衛生上も大切に配慮してあげるのは当然です。でも、高校、大学、就職の子供達は

夜まで家の外で過す時間も、休日の外出も多くなります。そうなれば、彼等が家を出て行くまで

秒読みの状態です。そして子供部屋は遠からず不要になります。また、長く同居する子供も、

毎日仕事に通うのであれば昼間に家に居ることなど殆ど無いでしょう。家中で一番陽当たりの良い

スペースを、殆ど使われない部屋にしておくのですか?




50歳過ぎれば、あなたの人生の中でのそんな子供優先の時代はもう過ぎたことを、ご自分で

納得されても良いかもしれません。そして、そろそろご自分の残る人生の過し方を考え始めては

如何でしょうか?この先10年20年、長くて30年の人生に、その舞台となるご自分の家を

片付け易く、移動しやすく、綺麗で広々として、季節の移ろいを感じ、好きなことを優先して暮らせる

家にして、それを最大限活用してこれからの人生を楽しく、豊かに、美しく、そして楽に暮らそうと

考えてみませんか?


私が言うのも僭越ですが、家はそこに住む人に生き方そのものを表します。

どうやって生きて行くかは、どうしても家に反映されるのです。50歳を過ぎたら

この辺で今までの人生を一区切り付けて、これからの人生の過し方を考え、

それが出来る家作りをされては如何でしょうか?

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