- 松岡 在丸
- 松岡在丸とハウジング・ワールド
- 東京都
- 建築プロデューサー
対象:住宅設計・構造
「親バカ」を非とする傾向が世間で目立ってきているように思います。
子供は子供、親は親、みたいな考え方ですね。
しかし、自分の子供がかわいいということを公に認めることに否定的になるのはいかがなものでしょうか。
子供に対して客観的になり過ぎる親
子供が親に甘えてばかりいてはいけないからといって、「突き放す」というのは間違っていると思います。
子供から「搾取」しないように、子供には子供の個性を尊重する必要がありますが、モラルが低いことや社会の一員として協調性を持つことをしつけなくてよいわけではなく、それは何歳になっても、何十年も年を経ている親の方がわかっていることはたくさんあります。
もちろん、親が子供から学ぶことも多いですが。
親が子供を信じないでどうする
子供が間違いを犯すことがあっても、親は、子供の主張をまずは受け入れてあげる必要があります。
子供のウソに騙されてはいけませんが、子供の心をしっかりと受け止める必要があることは確かでしょう。
向上心を持って問題に取り組もうとする子供の姿勢は、親として最大限にサポートしてあげたいと思うのではないでしょうか。
子供が進化する家を建てよう
親との良いコミュニケーションが取れる「家」という器は、子供の進化を生み出す基地。
自由でのびのびと、安定した情緒を持てる空間でなければなりませんよね。
単に寝泊りするのが家ではありません。
親バカでいい。子供がかわいてく仕方がない
子供は生まれただけで正しい。その子供が何かを間違えてしまうのは、無知ゆえなのか、親の怠慢のせいなのか。
大人になっても同じです。
何が正しく、何が好まれ、何が受け入れられるのかという物差しを教えるのは親であり、その親が、子供を何歳になっても支えていくことが、親の使命ではないでしょうか。
さらに詳しく書いているこちらのブログもぜひご覧ください。
↓
親バカでいい。親バカで何が悪い? [Housing World Corp.]
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