今まで、座禅で、TM瞑想、気功瞑想、ヴィッパサナー瞑想、フルフィルメント瞑想と色々な瞑想をしてきました。
この中で素晴らしいと感じているヴィッパサナー瞑想について書きます。
ヴィパッサナーとは「よく観る」「物事をあるがままに見る」という意味です。
一般に仏教においては、集中力を育てるサマタ瞑想と、物事をあるがままに観察するヴィパッサナー瞑想とが双修されます。
サマタ瞑想にあまり重点を置きすぎると、それによってもたらされる三昧の快楽に耽ってしまいがちであり、なかなか悟りが開けないという点も指摘される。ブッダの悟りはサマタ瞑想ではなくあくまでもヴィパッサナー瞑想によって開かれたと言われています。
私は、日本ヴィパッサナー協会の10日間コースを受けました。
日本ヴィパッサナー協会は、完全ボランティアで成り立っており世界中にこの系列のものがあります。
完全ボランティアなので、土地や建物も寄付やボランティアで作られ、コース中の食事や指導もボランティアで、代金も支払いたいと思う金額です。
日本にあるヴィパッサナーは、日本ヴィパッサナー協会(ゴエンカ系)および日本テーラワーダ仏教協会(マハシ系)およびグリーンヒル瞑想研究所(マハシ系)によって指導されています。
共通するのは「今という瞬間に完全に注意を集中する」ということです。
何をしていても「今・ここの自分」に気づいていく。
この「気づき」(サティ)が、この瞑想のもっとも大切な技術です
従って、「気づきの瞑想」とも呼ばれることがあります。
このようにして自分を客観的によく観ていく実践によって、心を成長させることを目指すのです。
当研究所で行っているカウンセリングのゲシュタルト療法も「今・ここの自分」に気づくことを行うので、とても共通した部分があります。
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