断捨離 - 海外留学・ホームステイ - 専門家プロファイル

ガラヴェル 伸子
Chemin-h チーフ アドバイザー
留学アドバイザー

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大澤 眞知子
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閲覧数順 2024年04月23日更新

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フランス人って、ものを大切にします。

ええ、素晴らしい美点だと思います。

使い捨てが身に染み付いた私も、見習わなければならない部分はたくさんあると思っています。

本当ですよ?!

もうすぐ10歳になる長女が生まれる前、義母から大量のベビー服、赤ちゃんグッズを譲り受けました。それは、夫やその弟が赤ちゃんの時のもの。

そこには、なんと義母が赤ちゃんだったときに来ていたというセーターのようなものまで入っていました。つまり娘にとってはおばあちゃんが赤ちゃんの時にきていたものを譲り受けたということです。

いやもう、すごすぎて笑ってしまう。

さすがにかなり傷んでいて、毛糸とかの質も悪いのでチクチクしそうで使いはしませんでしたが…。

娘が少し大きくなったので、お返ししようとすると、「二人目ができるだろうからそれまでとっておきなさい」と言われました。

いや、一人目で全然使わなかったから、絶対いらない…。とは言えない…。ってゆうか、まだ二人目いない…。

などなどこころの中でブツブツ言ってた私です。


まぁ、赤ちゃんグッズはすこし思い出も宿るので、捨て難いのはわかります。


でもね。

粗大ごみから直せそうなタンスや自転車拾ってきてなおしたりとか、どうなんでしょう。
自転車もタンスもすでにたくさんあるんだから、必要に迫られているわけでもないのです。

こんなファミリーで育った夫はまさしくこのとにかく「ものを捨てない主義」を引き継いでいましたので、私と衝突するとすれば、ほぼコレ。この考え方の違いのせいです。

私は自称、捨て捨て大魔王、捨てまくり大魔神。

捨ててスッキリ!片付けてさっぱり!が大好きなのです。

ものが大量にあったら、ぜったい片付けきれないので、片付けるためにはまずは捨てるしかない。

断捨離大好きです…。…。

ああ。

深くながい隔たりが…。


こうなると、一緒に生活していく上で、上手く折り合える地点を見つけていくしかありません。

① 物を買うときに、誰かに売ってもらえないのか、家族が持っていないか、他のもので代用できないかを検討する(夫側に寄っている)

② 買うとしても新品を買うのか、それとも中古を買うのかを考える(夫側に寄っている)

③ それでも買うとしたら、質のいいもの、壊れないものを買う(私の主張)

④ もしくはすぐに壊れたり使えなくなって、その場で捨てても痛くない激安のものを買う(2人のわずかな共通点)

⑤ 壊れたら、なんとか修理できないか試みる(まぁ、これはフツー)

⑥ だんだん使わなくなってきたら、捨てることを意識しだす(私の主張)

⑦ それがあると場所を取る、捨てたらスッキリすることをほんのり主張する(私の主張)

⑧ 風水の本(フランス語だとfeng shui) を夫の枕元に置いておく(私の願望)

⑨ 思い入れや思い出の品は飾ったりして寿命を引き伸ばす(夫側に寄っている)

⑩ そんな中でも「私個人の物」はサクサクと処理していき、身軽さ、スッキリ加減を感じ取ってもらう(私の努力)

⑪ そんな私に影響されて、使わないものは捨てても後悔することはないということを感じ取った夫が断捨離に走る(私の夢・実現不可)


① から ⑪ をひたすらくりかえす。

…。

⑫ こうして私は、自分と全く違うタイプの人と暮らすとはどういうことかを学ぶ

って、あれ?私の目的は断捨離だったのに!!


ちゃんちゃん。