- 黒澤 森仁
- ユアーブリッジ・コンサルティング 代表
- 東京都
- 組織と仕組みをつくる専門家
対象:広報・PR・IR
- 中村 英俊
- (広報コンサルタント)
- 中村 英俊
- (広報コンサルタント)
こんにちは。黒澤です。
先日、クライアントさんと話をしていて、ある間違いに気づきました。
結構、多い間違いなので、「そんなこと、知ってるよ。」
という方も多いと思います。
クライアントさんもそんな感じでしたが、実際には・・・
先日、いつもの通り、クライアントに訪問して、集客の相談に乗っていました。
このクライアントは月に100万円以上の広告費を使っていて、
その広告についてのアドバイスなどを行います。
フリーペーパーのキャッチコピーや内容の相談を受け、
色々とアドバイスしました。
その後、担当者の方、こんな会話がありました。
ところでターゲットとなる見込み客の方にとって、
この媒体はどんな位置づけになっているでしょうか?
「いや、ちょっとわかりませんが・・・」
「結構、見られているんですが?」
「はい。地域で15万部位配布されていて、
営業さんの話だと購読されているのはターゲット層の方が中心と聞いています。」
「そうなんですね。
ちなみに、御社の中にターゲットに近い方々がいますよね。
その方々はこのフリーペーパーについて、どう思われてるんでしょうか?」
「あ、ちょっと聞いてみます。」
さて、どんな結果だったと思います。
そうなんです!
ターゲットに近い方々に聞いた結果はほとんど見ていない。
という結果だったんです。
その後、ターゲット層のヒアリング調査を実施した結果、
ターゲットに近い層の方は見ているんですが、
ど真ん中の方はほとんど見ていない、というアンケート結果となりました。
この結果には担当者も経営者もア然・・・といった感じでした。
結構、こういった思い込みというのはあります。
今まで、一生懸命、金を使って広告を出していた媒体がターゲットは見ていない・・・
初めから見ていなかった訳ではありません。
徐々にフリーペーパーが飽きられてしまったということです。
その変化になかなか気づけなかったということですね。
以前、試した方法で上手くいった、失敗した・・・
など、ありますが、結構、何年か経つと変化していることがあります。
その変化に気づかないでいると、効果がないことを続けてしまうことになるんですね。
私も先日、3年前に非常に反応が高かったファックスDMを送ったら
全然、反応がなかった、ということがありました。
最近、コピーライティングなど、売れる文章を学ぶ方が増えてますよね。
(私も学んでます・・・)
これは非常に有益なノウハウであありますが、
売れる文章を学んだからといって、そのテクニックに頼ってばかりいて、
そもそもターゲットに届いていないところでやっていた。
という事は結構あります。
実際にターゲットに近い人に聞いてみる。
これが、反応を得るための第一歩ですね。
ぜひ、ヒアリングしたことがない、
という方は実際にやってみてください。
きっと、驚くような結果が得られると思いますよ。
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