「不祥事対応は日頃から」が肝心 - 広報・PR・IR全般 - 専門家プロファイル

中村 英俊
株式会社第一広報パートナーズ 代表取締役 広報コンサルタント
東京都
広報コンサルタント

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閲覧数順 2024年04月26日更新

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「不祥事対応は日頃から」が肝心

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とある化粧品メーカーの不祥事が長引いています。


不祥事の際の理想的な報道のされ方は、ケースにもよりますが、発表時に報道されずに済むのではなく、きっちり一度報道されてその後の追っかけ報道がないことだと思います。


もちろん、きっちりと発表を行い、他のニュースなどとの結果、報道されずに済むことはなくはありませんが、大事なのは適切な発表を行うことでしょう。


一番危険なのは”発表当日だけ乗り切れれば良い”という考えのもと、”嘘をつく”ことです。一見、無難な発表を行い、適当な報道がされ終わったと思いきや、嘘や隠ぺいなどが発覚するとメディアの追及の手が緩むことはなくなります。


特に目新しさがなくとも長期に及びマイナス記事が紙面を賑わすことになり、それらによるブランド失墜を含め、経営に与えるインパクトは絶大でしょう。


つまり下手に軽症で済まそうとすると会社を潰しかねない大きな事態に発展するということです。


しかし有事の際、誠意をもって発表しようとしても、今回のように以前から体質的に隠ぺいしているケースでは、どう軽症に抑えるかは非常に難しく、また対応等に必要以上の経費を捻出することになるだろうと思います。


不祥事はどの様な企業、団体でも起こりうること。軽症に済ませたいのであれば、日ごろから危機感を持ち、体質改善を行っていくことが重要だろうと思います。


商品や事象などに不備があることよりも、体質や姿勢に疑問視される、不信感を抱かせてしまうことは致命傷になる可能性が高いため、絶対に避けたいことだと思います。


皆さんの会社の体質はいかがでしょうか?

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