子どものために我慢しているお母さんへお願いしたいことがあります - 夫婦問題全般 - 専門家プロファイル

中西 由里
ふぃ~めぇる・みしま 
静岡県
夫婦問題カウンセラー

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対象:夫婦問題

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閲覧数順 2024年05月03日更新

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子どものために我慢しているお母さんへお願いしたいことがあります

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夫婦問題 離婚と子ども

こんにちは(^^♪

見えない気持ちをビジュアル化する夫婦問題カウンセラー:中西由里です。

 

夫との生活が辛くて辛くて仕方がないのに

 

「子どものために」

 

とガマンを重ねるお母さん。

 

本当に子どものためにガマンしているのなら、子どものために夫と向き合ったり、子どものために夫と戦うこともできるはず。

 

でも、それができないという人が実は、すご~く多いのです。

 

 

人って、苦痛を味わうのがイヤなんです。

 

なるべくなら、辛い思いをすることからは逃れたい。

 

だから、夫と向き合うことによって傷つけられる怖れがあると、夫と向き合うことを避け、ガマンすることを選ぶんです。

 

それは「自分の心を守るため」であって「子どものため」ではないんですね。

 

でも、ガマンだって相当辛いはずなのに、どうしてガマンすることから逃れようとは思わないのでしょう?

 

それは、ガマンすることと引き換えに何かが手に入るって思ってしまっているからなんです。

 

ガマンをすることに見返りを求めているんですね。

 


ガマンすることによって手に入るもの・・・

 

多くの場合、それは自分に対する高評価です。

 

小さい頃、何かをガマンすることで親から誉められたことはありませんか?

 

「よくガマンしたわねぇ。なんてエライんでしょう」

 

ってね。

 

私たちの心の中には、そういう過去の積み重ねによって

 

ガマンする
  ↓
褒められる

 

という図式が見事に定着しています。

 

ですから、ガマンをすることにはそれなりの旨味があるって思ってしまいがちなんです。

 

また、自己犠牲やガマンは美徳みたいな世間一般のイメージも影響しているような気がします。

 


自分の心を守ることは、誰でもすることですし、それ自体、別に悪いことではありません。

 

ただ、そうするための理由として

 

「子どものため」

 

と言ってしまうのは、子どもにとっては負担になります。

 

もし我慢するのであれば

 

「お母さんがそうしたいから、やっているんだよ」

 

と堂々と言ってください。

 

その方が、子どもは自分を責めずに済みます。

 

 

全ての女性をヒロインに

ふぃ~めぇる・みしま 代表 中西由里 でした。


 

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