塾には２つの「育て方」がある～○○○○○があるかどうか～

塾をしている人たちは、

学校と違って「勉強を中心に」子どもを育てていかなくてはいけません

その「育て方」は、そのまま塾の方針になる部分であり、特長や思いも様々です

ただ、こういった見方で分けてみるのも、おもしろいかもしれません

それは

【カッコよさ】がある育て方かどうか

という分け方です

まずは、サッカーの日本代表で例えてみましょう

岡崎選手と本田選手の違いが、まさに【カッコよさ】です

岡崎選手は、

とにかく泥臭くても、どんなゴールでもいいので、ゴールを求めています

一方の本田選手は、

同じゴールでも、自分のこだわり、決め方でないといけないと語っています

これが勉強にも言えることです

例えば、

・毎日何時間も勉強し、学校の空き時間も勉強している成績上位の生徒

と

・勉強しているように見えないけど、陰で勉強していて遊びも部活もしている成績上位の生徒

の違いが、この【カッコよさ】です　　※これは、あくまで一例です

これを塾の指導にあてはめると・・・

成績を上げる、成果を上げることだけを追求するタイプの塾

＝仮に岡崎塾とする

と

成績の上げ方、成果の上げ方にこだわりがあるタイプの塾

＝仮に本田塾とする

の違いです

岡崎塾では、このような考え方で指導します

「丸暗記でも、なんでもいいから、点を取れ！○位を取れ！」

「テスト２週間前から毎日でも授業をするから、塾に来い！」

「これだけを何回も解きなおせば○点取れるから、ひたすら解け！」

一方の本田塾では、こんな考え方の指導です

「１つの問題には、正しい解き方があるから、まずはそこを徹底しろ！」

「自分が立てた目標から逆算して今何をすべきか考えて勉強しろ！」

「丸暗記で正解したとしても、自分のためにならないぞ！」

「自分がどうなりたいのか、どんな状態になりたいのかを明確にしろ！」

「勉強だけの人間になるな。メリハリを持って部活も遊びもやりなさい！」

・・・なんとなく、言いたいことが伝わりましたでしょうか

要するに

塾のシステム、方針のなかで

【カッコよさ】の有無で判断するのも１つの基準ではないか

という主張です

一見すれば同じような個別指導塾、進学塾、大手塾であっても、

その子の勉強に【カッコよさ】を求めているか

という基準で見てみると、

ご家庭の教育方針に合う合わないが見えてくるかもしれません

【カッコよさ】というのを

【こだわり】や【自分の型】と言い換えてもいいのかもしれません

正直、どちらが良いとか悪いという問題ではありません

たぶん、このブログの読者の方なら

「あ、塾屋さんは本田塾だよな」とわかるでしょうけど（笑）

※ちなみにサッカーの岡崎選手は本田選手と同じくらい好きな選手です

もし、検討されている塾がどちらのタイプかわからなければ、

１つ電話や面談で質問してください

「この塾に入って指導を受けると、うちの子はどうなりますか？」

こう聞いてください

そこで塾長なり教室長が

「成績を上げて志望校に合格させます」

という実績をメインに回答すれば、岡崎塾

「自分で勉強が管理できるようになります」

という人としての変化をメインに回答すれば、本田塾

こう判断してみては、いかがでしょうか

最後に、私がこの質問を受けた場合の回答を紹介します

【今までの依存している勉強生活を、自分一人で勉強内容も理解し、勉強生活も自己管理できる生徒にします】