発信の手段 - 各種の新規事業・事業拡大 - 専門家プロファイル

下村 豊
株式会社CSプランナー 代表取締役
経営コンサルタント
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先程のブログの続き、です。


発信の手段も時代と共に大きく変わっている。


一昔前なら、取っ掛かりはダイレクトメールや電話発信、飛び込みという手段が当たり前だった。


しかし現在は、そのいずれも効果を上げにくくなっている。


ダイレクトメールやポスティングは、レスポンス率が0.005%と言われる。

1%は、100件で1件、0.1%なら1000件で1件、0.01%なら10000件に1となる。0.005%は20000件に1件である。


電話発信も時代と共に大きく変わった。


個人相手ならまずは、固定電話ではつながらない。


また出たとしても、着信番号で、警戒され、話をマトモに聞いてもらえない。


飛び込みも同様である。


昔は、受付突破などと言って、マトモに会社名を名乗らない、なんて言われたこともある。


「儲かります」「当たりました」「選ばれました」なんて、トークも当たり前に使われていた。


決定権者が出れば、それからが本番。


それまで、どんなことをしても良いなんていう時代だった。


今は通用しない。


正攻法に名前を名乗って目的を伝えなければならない。


そうでなければ、話を聞いてもらう前提の信用が得られないのは当然だ。


そういう意味では、一昔前の営業スタイルが染み込んだ壮年世代が通用しない理由が解る。


正攻法に行って、伝えるべきを伝え、機会を待って、問い合わせをもらう。


そんな発信(営業)スタイルを確立することが重要になった。


(営業の本音を言えば)ふぅ~である。






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