休みの日にぐったり、、、。 - その他の心と体の不調 - 専門家プロファイル

徐 大兼
アキュラ鍼灸院 院長
東京都
鍼灸師

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対象:心と体の不調

茅野 分
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(精神科医(精神保健指定医、精神科専門医))
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市原 真二郎
(カイロプラクター)

閲覧数順 2024年04月27日更新

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休みの日にぐったり、、、。

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 5月の連休も、もうあっという間です。休みの日になると急にぐったりしてしまって寝て過ごしてしまうなんていう方も多くいらっしゃるのではないでしょうか?


 休みになると、身体の疲れがどっとくる、急に体調が悪くなるということがあります。私たち人間は、環境の要請や意思の力によって限界以上の力を引き出すことができます。世に言う「火事場のばか力」というのが正にそうです。緊張状態が解けると、限界以上の力を使っていた身体は、急に疲れを感じて休止状態になってしまうのです。




 普段から限界以上の力を引き出してしまうと身体がもたないため、このような力は制御されています。制御しているものは何かというと「痛み」や「疲れ」などです。「痛み」や「疲れ」を感じることによって、人間は限界を超えないように制御されています。ところが、緊急状態になると、交感神経が優位になり、脳から痛みや疲れを感じなくさせる麻薬のような物質がでてきてリミットを越えて活動してしまうことができます。ここ一番というときには、このような作用は必要ですが、身体の資源は有限ですので、いつまでもこのような状態を続けることはできません。




 困ったことに、このような緊急状態を長く保持していると、交感神経の働きが活性化されて、中々、興奮状態を解くことができません。本来であれば、毎日眠っている間にリラックス状態になり、「痛み」や「疲れ」を解消するのですが、興奮状態が解けないまま「痛み」や「疲れ」を十分感じることなく、眠りも浅くなってしまっているのです。週末になると疲れがどっとでる方は、平日興奮状態で過ごして、休日にしわ寄せがきてしまっているのではないでしょうか?



 はじめに、環境の要請や意思の力によって限界以上の力を引き出せるということを申しましたが、このような状態に対処して、身体を休めるためにも「環境」や「意思」の力をもう一度利用してみてはいかがでしょうか?リラックスできる環境に自分を置く、ストレッチをする、湯船につかる、まったく別のことをして気分転換するなど、力を引き出したとき(引き出されてしまったとき)と同様に力を抜く作業を意思の力で取り入れて、毎日の休眠状態をしっかりしたものにしていきましょう。

 平日にしっかり質の高い休息をとることで、週末をのびのびと、楽しく過ごすことができます。平日できないことをやって、より質の高い生活をしましょう!!














鍼灸師 小林



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