3番目の項目として素材感です。同じ6畳の部屋でも、床壁天井がすべて真っ白い空間で60W電球が作る部屋の明るさと、床壁天井が真っ黒い空間で60W電球が作る明るさでは、やはり後者の方が暗いと感じますよね。真っ黒い空間とは極端ですが、例えば濃い茶色の色調の木を壁面につかってあった場合は、白い壁の空間より暗いと感じると思います。
4番目の項目部屋の機能ですが、“ダイニングテーブル”ということなので、食事を中心とした機能と思われるのですが、たとえばその上で、仕事をする可能性や、趣味などで精密な作業(例えば手芸や、なにかの工作など)をする場合があるのであれば、食事をするときの明るさよりもより明るくする必要があります。
5番目の項目は家具類ですが、今回はテーブルの上でペンダント照明を使われるということですが、テーブルの大きさによると思います。例えば、直径90cmの丸型テーブルであれば、20w 3個のペンダントでもテーブル全体が十分明るいと思います。一方で90cm x 180cm の長方形のテーブルであれば同じ20W 3個の場合、光源から遠いテーブル面では暗い面ができてくると予想されます。
(続く)