美しさと自分らしさ〜醜形恐怖(1)
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2007-01-11 00:00
前回まで、美しさを求める女性の心理とその裏にある親子の関係についてお話しました。特に若い女性にとって美しさは絶対的な価値観と考えられがちで、美しくなるために多くの時間と労力、時には多額のお金を費やします。そして男性からはもちろんのこと、同性からも誉められたい、自分自身にも自信を持ちたいと思い努力します。一方、そのことで長い間、悩んでいる方も少なくありません。「もう少し目が大きかったら、顔が小さかったら・・・」と悩んだり、「胸を大きくしたい」「下半身を痩せたい」と願ったりしています。
湘南美容外科 総院長 相川佳之先生 によると、皆さん密かに悩み続けているようで、手術を契機に生まれ変わったように人生が明るくなる方もいらっしゃるようです。また最近は「プチ整形」と言い、化粧をするような感覚で、周囲に気づかれないくらいの簡単な手術で受けられる方も増えているようです。彼曰く「心療内科医や精神科医と同じように、僕らは美容整形外科手術を通して患者さんの『心』も治療している」とのことです。(続く)
銀座泰明クリニック